MISIA、ウクライナ危機が500日経過「大変残念で悲しい」 関心寄せる必要性を訴える

歌手のMISIAが10日、都内で行われた「ウクライナ危機500日with MISIA」報道ブリーフィング/募金贈呈式に出席。ウクライナ支援、そしてウクライナの子どもたちの状況に関心を寄せる必要性を訴えた。

贈呈式に出席したMISIA【写真:ENCOUNT編集部】
贈呈式に出席したMISIA【写真:ENCOUNT編集部】

「私たちが今すべきことは、手と手を取り合ってともに生きていくこと」と呼びかけ

 歌手のMISIAが10日、都内で行われた「ウクライナ危機500日with MISIA」報道ブリーフィング/募金贈呈式に出席。ウクライナ支援、そしてウクライナの子どもたちの状況に関心を寄せる必要性を訴えた。

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 それまで東部で続いていたウクライナの危機が国全土に広がって500日が経過し、いまだに出口が見えない戦争が続くなか、もっとも弱い立場に置かれている多くの人々、特に子どもたちの“今”を日本の人々に伝えるべく、日本ユニセフ協会は、ウクライナ危機500日の翌日にあたるこの日、ユニセフ・ウクライナ事務所をオンラインで繋ぎ、同イベントを開催した。

 2022年2月以降、継続的にウクライナ支援を呼びかけてきたMISIAは「ウクライナ危機から500日以上が過ぎてしまったことを大変残念で悲しく感じております。今すぐに平和になってほしいと誰もが願っています」と言葉に力を込め、以前、自身のライブにウクライナの方々が参加し、その方々と現在も交流があるそうで「ウクライナ危機の苦しみや悲しみを聞くたびに胸が苦しくなります」と涙で喉を詰まらせた。

 そして、ウクライナ危機の直後から歌を歌い、メッセージを伝え、ウクライナ人ダンサーの方々にメッセージを配信してもらい、支援プロジェクトをスタートさせ、これまでに3000万円をウクライナに支援し続ける3つの国内団体とユニセフに寄付してきたことを明かして、賛同していただいた方々に感謝をし「日頃の報道の中でも、みなさまご存知のようにウクライナの多くの子どもたちに被害が及んでおります。今も760万人もの子どもたちが、平和で安心な日々を奪われたままです。500日という長い間、この苦しい状況下で生活を強いられている子どもたちの状況を、多くの方たちが関心を寄せていく必要があると思います」と訴え、「私もこれからもメッセージを発信し続けていきたいと思っています」とコメント。今夏に開催される平和について考え合う音楽フェスに参加することを明かした。

 続けて、MISIAは「新型コロナウイルスだけではなく、貧困問題、環境問題、私たちには解決しなければならない多くの問題があります。私たちが今すべきことは、手と手を取り合ってともに生きていくこと。子どもたちが戦争という暴力に怯えずに暮らしていける世界、そしてよりよい世界へと進んでいくためにも私たちは尽力し、そして子どもたちが置かれている環境に心を寄せていきましょう」と呼びかけた。

次のページへ (2/2) 【写真】贈呈式に出席したMISIAの全身ショット
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