米ニューヨーク、ビーチやバーに人、人、人…“自粛疲れ”でクラスター発生危機も

新型コロナウイルスの感染拡大でロックダウンの続く米ニューヨーク。自粛疲れから週末にビーチやバーに繰り出すニューヨーカーが続出している、と米地元紙「ニューヨーク・ポスト」が報じている。

ニューヨークでは“自粛疲れ”が見え始めている【写真:Getty Images】
ニューヨークでは“自粛疲れ”が見え始めている【写真:Getty Images】

「マスクを着けたままでどうやって酒を飲むんだ」と開き直る

 新型コロナウイルスの感染拡大でロックダウンの続く米ニューヨーク。自粛疲れから週末にビーチやバーに繰り出すニューヨーカーが続出している、と米地元紙「ニューヨーク・ポスト」が報じている。

軽トラからセンチュリー、バイクにバギー…大御所タレントの仰天愛車遍歴(JAF Mate Onlineへ)

 ニューヨーク湾内にあるスタテン島などのビーチにはニューヨーカーが大集結。ダンスやアメフト、日焼けを楽しんでいるという。同紙では「彼らは2019年のようなパーティー状態」と表現。

 ブルックリン地区のオープンスタイルのバーも大賑わいで、週末の夜にはマスク着用の人はほとんどいなかったという。ある美容師は「マスクを着けたままどうやって酒を飲むんだよ」と話すなど、開き直っている人もいるようだ。

 しかし、こうした週末のパーティーは新たなクラスター発生を生む可能性もある。72歳の住人は「彼らは私たちのことを気にしていない」と怒りを爆発させている。同州のマーク・レビン市議はこうした状態を「自粛疲れ」と分析。「暑い夏に向かうほど、ニューヨークの状況は悪くなるばかりではないか」と予測している。

◆私たちENCOUNT編集部では、新型コロナウイルスについて取材してほしいことを募集しております。info@encount.pressまでお寄せください。

この記事に戻るトップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください