タレントの宮城弥生が5日、都内で行われた工学院大学ソーラーチーム記者発表に出席した。当日はタレントの井上咲楽も登場。2人は同チームの応援団に就任した。

　宮城はWBC日本代表で活躍したプロ野球オリックス所属の宮城大弥選手の妹。今回、タレントとしては初の応援団就任となる。登壇した宮城は「WBCで日本一になったように、ソーラーチームの皆さんにも優勝していただきたいと願っております」とあいさつ。MCから「細かいことでございますが、WBCは日本一ではなく世界一でございます」とツッコミが入り、会場は温かい笑いに包まれた。

　同チームは2009年に設立。現在は100人の学生メンバーが各分野で先端研究に取り組む教授陣、日本を代表する多数の企業のサポートを受けて活動をしている。さらに今回、10月に行われる世界最高峰のソーラーカーレース「2023ブリヂストンワールドソーラーチャレンジ（BWSC）」に参戦。同レースでは、オーストラリア北部のダーウィンからアデレードまで、3000キロを超える直線距離を約5日間かけて縦断する。同チームにとっては、4年ぶりの世界への挑戦となる。

　記者発表ではレースに参加するソーラーカー「KOGA」もお披露目。コンパクトな車体を眼前にして宮城は「これに人が乗れるってすごいなと思いました」と感想を述べた。

　宮城と井上は安全を願ってリストバンドを製作。さらに宮城は東京・神楽坂にある赤城神社で優勝祈願と安全祈願の祈とうに行った。「神様に一生懸命お願いしました」と報告し、「皆さんがソーラーカーや取り組んでいることに興味が湧きました。頑張ってください」とチームにエールを送っていた。