赤西仁、ジャニーズ事務所から独立10周年 記念ライブ開催「もう39歳、まだまだやっていきます」
赤西仁(38)が1日から2日間、東京・代々木第一体育館で単独公演『JIN AKANISHI 10th Anniversary Live 2023』を開催した。ジャニーズ事務所から独立し、主宰レーベルを設立して10周年を記念したライブ。両日とも約2時間にわたり、約1万人の観客を魅了した。
代々木第一体育館で2DAYS 計2万人のファンと“乾杯”
赤西仁(38)が1日から2日間、東京・代々木第一体育館で単独公演『JIN AKANISHI 10th Anniversary Live 2023』を開催した。ジャニーズ事務所から独立し、主宰レーベルを設立して10周年を記念したライブ。両日とも約2時間にわたり、約1万人の観客を魅了した。(取材・文=幸田彩華)
1日の公演。開演前のメインステージにはスタッフTシャツ姿を着用した俳優の山田孝之が現れた。赤西と山田は2016年にユニット・JINTAKAを結成。会場モニターに山田の顔が映し出されると、2人の関係性を知る観客は一斉に拍手と歓声。そして、山田がDJパフォーマンスを披露し、会場を存分に温めた。
ファンは生ビールジョッキ型のペンライトを手にしていた。赤西がスタッフと考え抜いて販売したグッズ。スイッチを入れると、黄金色と白の光を放つ。これも会場の雰囲気を作り上げ、スクリーンには2014年から赤西ライブの映像が流れた。そして、赤西が登場。オープニングは『ムラサキ』(04年)を歌い上げた。続けて、『Care』(04年)、『Eternal』(05年)を披露。いずれも独立前、KAT-TUN時代のソロ曲で当時からのファンは、目を潤ませながら聴き入った。
最初のMCに入ると、赤西は「いらっしゃいませ」とあいさつ。続けて、「長らくお待たせしました。今回はアニバーサリーということで、ありがちですけど、なるべく順を追っています。みんなで一緒に堪能していただければなと思っている所存でございます」と話し、笑いをさそった。
10曲目の『Go Higher』、11曲目の『Sun Burns Down』では、ダンサー6人をバックにパフォーマンス。汗が噴き出すエネルギッシュなステージ展開で、2回目のMCでは「こんなにしんどかったっけ」と苦笑いした。そして、息を整えて「お酒飲んでいいですか?」と言い、生ビールジョッキ型ペンライトを持つファンと“乾杯”してみせた。
その後、山田らとのトークコーナーを挟み、赤西はラストの『Love Song』まで全28曲を歌い続けた。今月4日が誕生日で「もう、39歳ですよ」と言ったが、シェイプされた肉体で左足には「10代からつけ続けている」というミサンガ。伸びる高音も10代の頃と変わらず、進化も感じさせた。
赤西がステージを後にすると、ステージモニターにはファンへのメッセージが映し出された。
「今日もこんなにたくさんの人たちと一緒に10周年を迎えることができた事を心からうれしく思います。もう、何も思い残すことはありません。今までありがとう。がしかし、よくよく考えて見るとまだまだいろいろ物足りない部分もあるのでまだまだやっていきます。今日もありがとう。これからも末永くよろしくね」
会場には、女性を中心に10代から60代まで幅広いファンが足を運んでいた。10年にKAT-TUNを脱退し、14年にジャニーズ事務所を退所して10年目。赤西は現在、米国を拠点にしているが、ファンはいつまでも『JIN AKANISHI』との再会を楽しみにしている。
1:ムラサキ
2:Care
3:Eternal
4:Love juice
5:Wonder
6:TIPSY LOVE
7:Hey! What’s Up
8:Seasons
9:Temporaly Love
10:Go Higher
11:Sun Burns Down
12:アイナルホウへ
13:Good Time
14:Let Me Talk To You
15:Baby
16:Summer Loving
17:Summer Kida Love
18:Mi Amor
Band & Dancer inter
19:We the Fire
20:Baila
21:Dayum
22:Choo Choo SITAIN
23:Blessed
24:Love Yourself
25:Yesterday
26:No Good
27:Thank You
28:Love Song