【BreakingDown】こめお、超10人ニキと世紀の“泥仕合” 7分間でやっとKO→試合後は両者立ち上がれず

朝倉未来が社長を務める格闘技エンターテインメント『XANA presents BreakingDown8.5』が1日、都内で行われた。メインカードのミドル級(80キロ)ワンマッチでは、こめおが超10人ニキにKO勝ちを収めた。この試合は試合当日に無制限Rで行われることが発表された。両者“引退”をかけている。

試合中に倒れこんだこめお【写真:山口比佐夫】
試合中に倒れこんだこめお【写真:山口比佐夫】

メインカード

 朝倉未来が社長を務める格闘技エンターテインメント『XANA presents BreakingDown8.5』が1日、都内で行われた。メインカードのミドル級(80キロ)ワンマッチでは、こめおが超10人ニキにKO勝ちを収めた。この試合は試合当日に無制限Rで行われることが発表された。両者“引退”をかけている。

「BreakingDown」人気を支えてきた両選手。団体最弱レベルの超10人ニキとの対戦にこめおは前日会見で不満をあらわに。未来の前で「勝負論が成り立っているのが不満」と吐き捨て、開始数秒でのKOを宣言していた。

 こめおはかなり増量したようだった。横から見ると腹部のあたりが豊かになっていた。

 一方の10人ニキはかなり成長。相手のローキックをカットし、重たいミドルキックを当てる。頭の位置を移動させるような動きも見せた。

 試合は当然のように延長へもつれこんだ。こめおはこのラウンドで終わらせようと見合うことをやめ、腕を振り回していく。1回目の延長Rで相当な体力を使いきった。

 2度目の延長Rは超10人ニキのペースに。ケージ際で強烈な右フックとストレートを当て、重たいミドルもいれていた。

 延長3R以降になると両者の打撃は単発に。動きも鈍くなる。打撃が当たる音よりもセコンドの声の方が大きく会場に響いていた。他にも試合中にも関わらずケージに寄りかかり休憩うする場面もあった。

 試合は計7分間。最後はこめおが飛び膝蹴りのような攻撃をいれKO。勝利もあまりの疲れでしばらく立ち上がれなかった。

次のページへ (2/3) 【写真】試合後、倒れこんで立ち上がれなかった2人の姿
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