『東リベ2』公開に胸中吐露 山田裕貴「皆でここに立ちたかった」北村匠海「費やした時間にうそはない」
俳優の北村匠海が1日、都内で行われた映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』の公開記念舞台あいさつに揃って出席した。メインキャストである山田裕貴、吉沢亮と共に、本作の公開にまつわる本音や舞台裏を明かした。
吉沢亮「不安な思いもあった」
俳優の北村匠海が1日、都内で行われた映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』の公開記念舞台あいさつにそろって出席した。メインキャストである山田裕貴、吉沢亮と共に、本作の公開にまつわる本音や舞台裏を明かした。
今作をめぐっては、劇中で場地を演じた永山絢斗が公開間近の6月16日、東京都内の自宅にて大麻取締法違反(所持)の疑いで警視庁に逮捕された。
イベント冒頭に、北村が「(6月30日に)公開できたことがとにかく、ありがとうございます。皆さんのおかげですというという一言に尽きるかなという思いです」と語ると、山田は「タケミッチ(北村)と一緒で、皆さんの声があったからと言うか、皆さんがいたからできたんだろうなと感じています」と言い、「正直言えば、皆でここに立ちたかったな」と本音を吐露。
吉沢も永山の一件に言及。「あんなことがあって、実際、公開がどうなるのかと、おのおのたぶん不安な思いもあったと思う。こうやって実際公開できるとなって、今日、なんかあらためて会っても、普段と変わらない。それぞれ、おのおのが楽しそうにやってる感じが『あぁ、このチームは強いんだな』とあらためて思いました」と目を細めた。続けて「ここにいる皆さんは、今後、また別の形でもお会いできそうな方々だなと思うし、会いたいなと思う皆さん。ぜひ今後ともよろしくお願いします」と頭を下げた。
最後のあいさつを任された北村は「公開はどうなるか分からなかった」と告白。「いろいろあった後に、プロデューサーには『一人で立つことになっても舞台あいさつはしたい。むしろそれ一回だけでいいんじゃないか』という話をした。と思ったら皆集まってくれました」。
続けて「自分を恨むような時間もあったんですけど、やっぱり公開を待ってくれる人たちが全てで、皆さまに、この映画を純粋に見てほしいという思いで今日までやってこれた。きっと、このメンバーでステージに立つのはこれが最後だと僕自身も思う。そういう寂しさもありつつ、このステージに立ってない仲間も含めて、僕たちがこの映画に費やした時間にうそはない」と言い切った。
舞台あいさつには、杉野遥亮、今田美桜、眞栄田郷敦、清水尋也、高杉真宙、高良健吾、間宮祥太朗、英勉監督も出席した。
『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』は、今年4月21日に公開された『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』に続く後編。原作でも屈指の人気を誇り、ファンの中でも「最も泣ける」と支持を集めるエピソード「血のハロウィン編」を描く。東卍崩壊の危機をもたらす、かつての親友同士の壮絶な戦いが繰り広げられる。北村は主人公のタケミチを、吉沢は最強の東卍総長・マイキーを、山田は東卍のNo.2のドラケンをそれぞれ演じた。