Snow Manの渡辺翔太が29日、都内で行われた舞台『ドリームボーイズ』（9月9日初日、東京・帝国劇場）の制作発表会見に出席し、本作に主演する意気込みを語った。

　本作は、17年間の長きにわたり、毎年さまざまな組み合わせで演じられ、2019年の公演からはKinKi Kidsの堂本光一が演出に関わってきた。そして、20年目を迎える今回の公演で、主演は渡辺が、チャンプ役をSixTONESの森本慎太郎が務める。

　会場に登場した渡辺は「慎太郎と帝国劇場でDREAM BOYSを全力で盛り上げていきたいと思いますので、応援のほど、よろしくお願いします」とあいさつ。

　記者から「どんなDREAM BOYSにしたいか」と聞かれると「昔からいろんな先輩や仲間が出演するなかで、中身や演出が変わっていると思います。そのなかでも僕は、“新しい風を吹かす”というよりは、光一さんが手掛ける前のTHE ジャニーズな演出も融合できたらと思っています。時代をさかのぼるのもありなのかなと思っているので、光一さんに提案してみようと思っています」と意欲を示した。

　また、主演を務めることについて「今はまだプレッシャーを感じます」と率直にコメント。「でも、Jr.時代が長かったので、人生ってなにがあるかわからないなというワクワク感もあります。過去の自分に『DREAM BOYSの主役をやるよ』と言ってあげたいエモい展開だなと思っています」と続けた。

　一方で、歴代の主演に負けない部分は“美容”だと言い切る。「ボクシングのシーンは脱ぐので、肌のモチモチ感とか。すみません、ボクシングの話をしろよみたいな空気感が出ていますけど……」とボソリ。そして、「先輩とは違うアプローチでがんばっていこうかなと。本番初日前にあか擦りをしようと思っています」と笑顔を見せた。

　最後に「先輩方のDREAM BOYSと変わっちゃって悲しいと思う方もいらっしゃるとは思うんですけど、ジャニーズの舞台は進化していくという部分を見せたいです。見に来る方には後悔させないような舞台づくりをしていきたいと思っています。みなさん、期待していてください」とファンへメッセージを送った。

　本作は9月9日から28日までの上演となる。