足立梨花、夫の「HANDSIGN」TATSUと2ショット結婚会見 決め手は「私がお願いできる人」
俳優でタレントの足立梨花(30)とボーカル&手話パフォーマーユニット・HANDSIGN(ハンドサイン)のTATSU(年齢非公表)が26日、都内でツーショット結婚会見を開催した。
指輪は「ハリーウインストンで70万円」
俳優でタレントの足立梨花(30)とボーカル&手話パフォーマーユニット・HANDSIGN(ハンドサイン)のTATSU(年齢非公表)が26日、都内でツーショット結婚会見を開催した。
2人はこの日、都内の区役所に婚姻届を提出した。発表によると、2人は2017年1月、HANDSIGNの楽曲『僕が君の耳になる』のMV撮影に足立が参加したことで出会った。その後、4年間は会うこともなかったが、21年に同MVが1000万回再生を達成した記念で行った取材会で再会。以降、手話会やライブ出演で顔を合わせ、22年8月にHANDSIGN主催『夏フェス×手話』にも出演したことがきっかけで、2人食事に行くようになり、交際に至ったという。
近年、芸能人の結婚報告はSNSや報道各社へのファックスだけのケースが大半だが、足立とTATSUの希望で会見が実現した。取材陣は約100人。2人はあらためてなれそめからゴールインまで、そして、未来像を語った。
結婚発表があったのは午前10時頃。その5時間半後、午後3時30分、2人は会見場に姿を見せた。
冒頭、2人は手話であいさつ。足立が話すときはTATSUが、TATSUが話すときは足立がマイクを相手の口元に当てた。そして、会見が始まると、手話担当の女性が付いた。SNSだけでなく、会見を開催する目的については、TATSUが「聴こえない人にも手話で私たちの思いを伝えたかったので」と説明した。
足立梨花とHANDSIGN・TATSUの会見一問一答
以下、一問一答。
――今の思いは。
TATSU「大変、うれしいです」
足立「婚姻届を提出して名字が変わり、結婚したことを実感し、今はとてもうれしいです」
――第一印象は。
足立「その当時から優しく、いい方だなというイメージでした」
TATSU「笑顔がすてきで手話が上手で演技にひかれました」
――結婚の決め手は。
TATSU「お付き合いさせていただいて、知らない一面が見えて、足立さんとしか結婚したくないと思いました。責任感が強く何でもしてくれるタイプ。おつまみで冷蔵庫をパンパンにしてくれたり」
足立「最初と変わらず優しくて、何でもするタイプの私がお願いできる人。そう素直に言える人はなかなかいなくて、すてきな未来像を描けました」
――一番おいしい料理は。
TATSU「手作り餃子です。あとは玉ねぎのしょうゆ漬けです。胃袋はガッチリつかまれています」
――呼び方は。
TATSU「リカちゃんで、たまに仲がいいときにピーチ姫です」
足立「TATSUさんです」
――プロポーズは。
足立「結婚しようという話を先にしてましたが、なかなかプロポーズが来ませんでした。で、ある日(TATSUの)相方のSHINGOさんたちと4人で映画の試写会に行ったら、映画館を貸し切ってあってすてきなサプライズがありました。スクリーンに今までのことが映し出され、その後、チャペルに呼ばれ、そこでプロポーズされました。その場は『よろしくお願いします』と伝え、後日、手紙に自分の思いを書いて渡しました」
TATSU「いろいろ準備が大変で、1か月前に予約をしました。でも、泣いてくれたので良かったです。僕も泣きました。その前にバレないか緊張もしました」
――決めていることは。
足立「今までと変わらず、話をたくさんできるといいねと話しています」
TATSU「毎日、200円ずつの貯金です。あとは、ケンカしたときに冷静に話し合いをすることです」
――SNSについての約束事。
足立「浮気の心配をされていますか。目の前の記者の皆さまが味方だと思っています。(TATSUに)頑張ってね」
TATSU「頑張ります。浮気の心配は全くございません」
――指輪は。お値段は。
TATSU「ハリーウインストンで70万円ぐらいです」
足立「ガチですね」
――旅行には行っていますか。
TATSU「初めての旅行は千葉です(笑)」
足立「夜、トランプをしました。かわいらしい旅行です」
――何々婚ですか。
TATSU「MVで出会ったので、僕耳婚で」
――この日を選んだのは。
TATSU「26日に付き合い始めたので。あとは縁起のいい日なので」
――記者会見の感想は。
足立「みなさんが駆け付けてくださって、うれしいです」
――人気漫画『名探偵コナン』に登場するキャラクター・怪盗キッドの婚姻届が話題です。
足立「私はアニメ好きで、これで出すのが夢だったので」
――新しい家族のご予定。
足立「来てくれたらうれしいですね」
――TATSUさんは二宮金次郎の末裔ですが。
足立「私の血が入っていいのかというのはありますが、頑張ってなじめるようにします。本当なんだよね」
TATSU「それは本当です」
――足立さんは尻に敷くタイプですか。
足立「敷きたくはないですが、私がお願いができるタイプ。敷いた方がいいという話もあるので、敷いてみたいと思います」
TATSU「僕は足立さんファーストですから。でも、チャームポイントがお尻なので尻に敷かれてみたいです」
近年、稀になった結婚ツーショット会見。最も記憶に新しいのは、19年6月5日、都内のホテルで開催された南海キャンディーズ・山里亮太と蒼井優の会見。この日は山里の相方で蒼井の親友でもある山崎静代も同席し、3人での会見になった。
□足立梨花(あだち・りか) 1992年10月16日、長崎・長崎市生まれ。07年の第32回ホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリ受賞。数々のバラエティー番組に出演しており,女優としては13年NHK連続テレビ小説『あまちゃん』で注目された。10年からは、3シーズン連続でJリーグ特命PR部女子マネージャーを務め、13年からJリーグ名誉女子マネージャーに就任した。現在、NHK『土曜スタジオパーク』『クイズ!丸をつけるだけ』、TOKYO FM『青木源太・足立梨花 Sunday Collection』にレギュラー出演している。
□TATSU(タツ) 年齢非公表。神奈川・二宮町生まれ。05年、SHINGOとHANDSIGN結成。日本で初めて、歌とストリートダンスに手話を取り入れた活動を開始。10年、ニューヨークのアポロシアターで開催されたコンテスト『アマチュアナイト』で優勝。17年、実話を基に制作した楽曲『僕が君の耳になる』がヒットし、21年には映画化された。20年には、青年版国民栄誉賞の位置付けにある「JCI JAPAN TOYP2020」で、グランプリ、内閣総理大臣激励賞、日本放送協会会長賞を受賞した。同曲のMVは、YouTubeで1200万回以上再生されている。全国高校生手話パフォーマンス甲子園日本海テレビ特番MCを担当。二宮金次郎の末裔(まつえい)で、地元二宮町の観光親善大使を務めている。