比嘉大吾、15連勝中世界ランカーから4度ダウンと圧倒 ファンも歓喜「やっぱり爆発力が魅力!」

元WBC世界フライ級王者・比嘉大吾(志成)が24日、東京・大田区総合体育館で行われたバンタム級10回戦でWBA世界スーパーフライ級3位シリチャイ・タイイェン(タイ)に4回KO勝ちした。

比嘉大吾(左)【写真:山口比佐夫】
比嘉大吾(左)【写真:山口比佐夫】

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 元WBC世界フライ級王者・比嘉大吾(志成)が24日、東京・大田区総合体育館で行われたバンタム級10回戦でWBA世界スーパーフライ級3位シリチャイ・タイイェン(タイ)に4回KO勝ちした。

 比嘉の強打が返ってきた。初回から積極的に前に出て仕掛ける展開。2Rにはパンチをまとめてダウンを奪うと、シリチャイが立ち上がった後も左ボディーで2度目のダウンを奪った。

 3Rにもダウンを奪い一方的な展開に。そして4Rに右ボディーで膝をつかせKO勝ち。計4度もダウンを奪う圧倒的な内容だった。

 27歳の比嘉は2014年6月にデビューしてから15戦連続KO勝ちの日本タイ記録を樹立。この間にWBC世界フライ級王座を獲得した。しかし3度目の防衛戦の計量で体重超過。王座を剥奪された。

 ボクサーライセンス停止処分を経て、20年2月に復帰し同年大みそかにはWBOアジアパシフィックバンタム級タイトルを獲得。世界王座返り咲きを目指している。

 15連勝中だったシリチャイを圧倒する内容に、ネット上のファンからは「比嘉にはまだまだ可能性がある」「比嘉大吾選手が本来の状態に戻ってきたとか。またバンタム級が熱くなる」「やっぱり爆発的攻撃力が魅力やで!」「文句の無い強さ」などの声が上がっている。

次のページへ (2/2) 【動画】比嘉選手の強烈な左アッパーが炸裂 緊張感ある試合映像
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