堂本光一、ジャニー氏の没後演出引き継ぎ「“帝劇の住人だ”みたいなこと言われたりもする」

KinKi Kidsの堂本光一が22日、都内で行われた、ミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』の制作発表会に出席した。また、キャストの観月ありさ、森公美子、鈴木ほのか、芋洗坂係長、岸祐二、彩吹真央、小堺一機、小野桜介、チョウ シ、涌澤昊生も登壇した。

『チャーリーとチョコレート工場』制作発表会に出席した堂本光一【写真:ENCOUNT編集部】
『チャーリーとチョコレート工場』制作発表会に出席した堂本光一【写真:ENCOUNT編集部】

ミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』の制作発表会

 KinKi Kidsの堂本光一が22日、都内で行われた、ミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』の制作発表会に出席した。また、キャストの観月ありさ、森公美子、鈴木ほのか、芋洗坂係長、岸祐二、彩吹真央、小堺一機、小野桜介、チョウ シ、涌澤昊生も登壇した。

 原作は、1964年の出版以来、児童文学として長らく世界的なベストセラーとなっているロアルド・ダールの小説『チョコレート工場の秘密』。1971年と2005年に2度映画化された。今回、ミュージカル版の日本公演は初となる。

 堂本は、長くチョコレート工場を閉鎖し謎に満ちた天才ショコラティエ・ウィリーウォンカを演じる。『SHOCK』シリーズで、ミュージカル単独主演記録1位(1986回)を更新し続ける堂本にとって、18年初演の『ナイツ・テイルー騎士物語ー』以来5年ぶりの新作ミュージカルとなる。

 作品にちなんで、“チョコレート色”の上下スーツ姿で登場した堂本。オファーを聞いた感想は「びっくりした」と告白。現在、稽古は始まっていないが「とにかくワクワクしています。みなさん映画のイメージが強いと思うんですけども、みんなで積み上げていくのが楽しみです。作品は人間のエゴもあるし、愛情もあるし、たくさんの物が詰まっている作品と思います」とアピールした。

 さらに、チャーリー・バケット役は10歳の小野くん、12歳のチョウくん、10歳の涌澤くんが演じる。子どもたちについて、堂本は「めちゃめちゃかわいいじゃないですか」とデレデレ。「多分彼らが稽古場でも僕らの癒やしになると思います。本当に楽しみでしかないキャスト陣だなと感じました」と話した。

 これまで数多く帝国劇場で舞台を踏んできた堂本。帝国劇場が入る「帝劇ビル」は老朽化に伴い25年をめどに一時、休館することを発表している。

 ジャニー氏の没後は舞台『DREAM BOYS』『JOHNNYS’ World Next Stage』『Endless SHOCK』の演出も引き継いでいるため、「こんなに帝劇やらせていただいていいんでしょうかっていうぐらいやらせていただいてる。よく“帝劇の住人だ”みたいなこと言われたりもするんですけど、僕にとってはとんでもないこと。やっぱり帝劇っていう場所は、先輩方が素晴らしい歴史を続けてきた劇場なんですよね。そこに立たせていただけるといことは初演の頃から自分の気持ちは変わっていない。だからこそ、一生懸命やらせていただくことっていう気持ちでいます」と気を引き締めた。

 公演は10月に東京・帝国劇場、24年1月に福岡・博多座、同1月から2月にかけて大阪・フェスティバルホールで上演する。

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