山田杏奈、山男に扮した森山未來は“トトロ”「大きい動物に会ったという説得力あった」
俳優の山田杏奈、森山未來が21日、都内で行われた映画『山女』(6月30日より順次全国公開)の凱旋イベントに出席した。
森山は「まぁ…そうですよねぇ」と照れた表情
俳優の山田杏奈、森山未來が21日、都内で行われた映画『山女』(6月30日より順次全国公開)の凱旋イベントに出席した。
民俗学者・柳田國男氏の『遠野物語』に着想を得た本作は、18世紀末後半の東北が舞台。父の罪を被った17歳の凛は、禁じられた山奥へと足を踏み入れ、そこで伝説の存在として恐れられている“山男”と出会うストーリー。
演じた凛について、山田は「想像もできないくらい、いろいろなものを背負っている女性。生まれた環境で解決しないといけないことがたくさんあって、それを当たり前として生きているのでたくましい女性」と紹介。「どこか諦めていない、やってやるぞ精神がある。私も気が強いと言われますけど、そういうところが凛の強さに通じるのかな」と共通点も語った。
森山が扮(ふん)した山男は、ジブリ作品の『となりのトトロ』に登場するトトロのようだったと振り返った山田。「森山さんが現場を歩いている姿、呼吸しているところを初めて見て、トトロに出会ってしまったみたいな。“大きい動物に会った”という説得力があった。台本に山男と書いてあって、どう演じるんだろう、出会ったらどうなるんだろうと思っていたけど、森山さんの姿を見て、感情が生まれてきました」と自然と演じられたことに感謝を伝えた。
“トトロ”と表現された森山は「まぁ……そうですよねぇ。そう、かもしれない(笑)」と少し照れたような表情を浮かべていた。イベントにはそのほか、福永壮志監督も参加した。
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【写真】山田杏奈、森山未來らの凱旋イベント集合ショット