蝶野正洋が特別レフェリー就任で“黒い予告”「ビンタぐらいあるかもしれない」

プロレス団体「ドラディション」は9日、東京・銀座で会見を開き、10・25後楽園ホール大会のメーンイベント、藤波辰爾、越中詩郎、獣神サンダー・ライガー組vsヒロ斉藤、武藤敬司、天山広吉組の試合に、“黒のカリスマ"蝶野正洋(55)が特別レフェリーに就任すると発表した。

蝶野(左)と斉藤との絆は強い
蝶野(左)と斉藤との絆は強い

ヒロ斉藤デビュー40周年記念試合のメインイベントに登場

 プロレス団体「ドラディション」は9日、東京・銀座で会見を開き、10・25後楽園ホール大会のメーンイベント、藤波辰爾、越中詩郎、獣神サンダー・ライガー組vsヒロ斉藤、武藤敬司、天山広吉組の試合に、“黒のカリスマ”蝶野正洋(55)が特別レフェリーに就任すると発表した。

 試合は斉藤のデビュー40周年記念大会として行われる。

 昨年から、記念試合の開催を耳にしていた蝶野は「必ず協力します」とサポートを約束。「狼群団からnWo、T2000と、ヒロさんがサポートしていただいて自分も一つ時代が築けた感謝の気持ちがある。何でもやりますよ」と、その機会をうかがっていた。

 当初、ドラディションからのオファーはセコンド就任だったが、蝶野は「もっと深く加担して、ヒロさんを勝たせなければいけないという使命がある」とこれを拒否。

 相手チームはもちろん、斉藤とタッグを組む武藤、天山にも疑惑の目を向け「この武藤も信用できません。完全にヒロさんを守るという形でレフェリーとして参加させていただく」とレフェリーとは思えない発言で“加勢”を示唆した。

 試合は最悪、1対5の状況になりかねないとし、「みんなやっぱり自分のことしか考えない人たち。ヒロさんは試合をルールにのっとって潤滑にするということを徹底してやられているプロのレスラーです。ほかの残りの5人というのは単なるわがまま、年を重ねている。引退が近い選手もいるし、復帰する人もいるし、本当にタチの悪い試合。普通のレフェリーでは、カウントが3・5入っていても『入ってない!』って藤波さんに言われたら、レフェリーはカウント取れないと思う。私はそこで2・8ぐらいで取ります」と容赦ないレフェリングを強調。「ただ、ヒロさんは少し緩めになるかもしれない…」と、言葉を濁した。

 それだけ、斉藤への思いは特別なものがある。新日本プロレス時代には、蝶野とは切っても切れない関係だった。思い出を問われると、「天山を引き抜きに行った時とか、北朝鮮なんかもそう。初期の時は、反新日本的な形で、表では自分が吠えてましたけど、あれ全部ヒロさんが考えてそれを私は言ってただけだった。その次は、天山が新しく入ったんで、今度は天山にスピーカー役で台本を読ませていただけだった」と語った。

黒い仕掛けを予告した蝶野
黒い仕掛けを予告した蝶野

試合は大荒れの予感!?「ビンタぐらいあるかもしれない」

 セコンドではなく、レフェリーとしてリングに立つ以上、蝶野の動きからは一瞬たりとも目が離せなくなる。「レフェリーとして(双方を)分けなきゃいけないというところで、ちゃんとしたブレークをしなかったりという行為があれば、ヤクザキックはないかもしれないけど、ビンタぐらいあるかもしれない。最近、得意技はビンタしかなくなってきたので」とニヤリ。何がなんでも、斉藤に恩返しを果たす決意を見せた。

 横で聞いていた斉藤は「レフェリーをやってもらえるということを聞いてびっくりしています。本当にありがたいです」と驚きつつも、蝶野の存在を頼もしく思っている様子だった。

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