塩谷瞬、『ハリケンジャー』20周年に感慨「一世代回ってちゃんと世の中に残っている」
俳優の塩谷瞬が16日、都内で行われたVシネクスト『忍風戦隊ハリケンジャーでござる!シュシュッと20th anniversary』の初日舞台あいさつに登壇した。放送から20年経った今の心境などを語った。
「5人で集まるのはこれでひょっとしたら最後かも」としんみり
俳優の塩谷瞬が16日、都内で行われたVシネクスト『忍風戦隊ハリケンジャーでござる!シュシュッと20th anniversary』の初日舞台あいさつに登壇した。放送から20年経った今の心境などを語った。
同作は、テレビ朝日系列で放送された東映制作の特撮テレビドラマ『忍風戦隊ハリケンジャー』の番組終了20周年を記念した特撮アクションエンターテインメント。江戸時代を舞台に、ハリケンジャーたちの先祖5人の忍者が、世界を滅ぼすと言われる「天翔石」をめぐって“ウラ七本槍”の最強最悪の敵、オイランダ&アウンジャとの激闘を繰り広げる様を描く。
ハリケンレッド(椎名鷹介・鷹之介)役の塩谷は「たぶん5人で集まるのはね、これでひょっとしたら最後かもしれない」としんみりあいさつ。
そして「20年間続けてきて良かったなと思うのは、10周年のときにやって感じたことなんですけど、僕らが新しいことをつくれて、新しい未来を切り開けたなと思った。そのとき、3歳、5歳だった子どもたちが13歳、15歳になる。20年経ったときに、その人たちが大人になっていて、たとえば俳優さんになったり、自分でお金を払って今日も来てくださったりとか、一世代回って、自分たちがやったことがちゃんと世の中に残っていることは、俳優としても、ヒーローとしても、一生懸命がんばってきて良かったなとすごく感じるところ」と胸中を吐露した。
続けて「相撲とか格闘技とかでも、今の横綱と言われる人が『子どもの頃見てました』と言うと、今のそのパワーの一つが、僕らのやってきた番組なのかなと思うと、本当にすばらしい作品に関わらせてもらったなと思う。今また、新しい命を吹き込めたことに本当に感謝しております」と述べた。
舞台あいさつにはハリケンブルー(野乃七海・なみ)役の長澤奈央、ハリケンイエロー(尾藤吼太・吼太郎)役の山本康平、カブトライジャー(霞一甲・一角)役で純烈の白川裕二郎、クワガライジャー(霞一鍬・一牙)役の姜暢雄も出席。それぞれが変身ポーズも披露し、会場を盛り上げた。