俳優の北村匠海が12日、都内で行われた主演映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』（6月30日公開、以下『決戦』）のクライマックスプレミアに出席した。本作にかける思いなどを語った。

　今回のイベントは、前作『東京リベンジャーズ』（2021年）の無観客イベント「おうちでプレミアムナイト」を行ったのと同じ会場で開催。主人公・タケミチ役で出演する北村が満席の会場を見渡して開口一番、「やっと会えましたね、皆さん」とほほ笑むと黄色い歓声が。「誰もいないこの会場で僕たちは、『リベンジャーズ1』のときに、ズラーッと並び、この誰もいない会場に一礼したのがすごく思い出深いです。本当に感慨深い気持ちでいっぱいです」と心境を吐露した。

　さらに『決戦』について「前作（『東京リベンジャーズ』）を超えなければ意味がない、というところからスタートした。前編、たくさんの反響をいただきました。でもやっぱりこの『東京リベンジャーズ2』は後編を見ないことには完成してないと僕らも思っています。そりゃあもちろん、とんでもない手応えを我々は感じています。自信をもってこの場に立っています。皆さんも楽しみにしていただければ」とアピール。

　吉沢亮も手応えを問われて「ありますよ。手応えは……あります」とニヤリ。「前編の『運命』が公開されているときも、とにかく早くこの『決戦』を見てほしいと思いが本当に強かった」と明かし、「『運命』、『決戦』を合わせて、その2つで『前作を超えたな』という感じがする。ぜひこの『決戦』は多くの方に見てほしい」と熱烈にアピールした。

　イベントには山田裕貴、今田美桜、眞栄田郷敦、清水尋也、永山絢斗、高杉真宙、間宮祥太朗、英勉監督も出席。劇中に登場する東京卍會メンバー20人、芭流覇羅メンバー20人も集った。

　同作は、4月21日に公開された『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』に続く後編。原作でも屈指の人気を誇り、ファンの中でも「最も泣ける」と支持を集めるエピソード「血のハロウィン編」を描く。東卍崩壊の危機をもたらす、かつての親友同士の壮絶な戦いが繰り広げられる。吉沢は、最強の東卍総長・マイキーを演じた。