光石研「60歳を超えてまだこんな刺激があるなんて」 主演映画は名優の意志継ぐ企画

俳優の光石研が10日、都内で行われた映画『逃げきれた夢』公開記念舞台あいさつに二ノ宮隆太郎監督と共に登壇。光石は本作の企画が、故・緒形拳さんのために準備されていたものだったという事実に「僕でいいのかと恐れ多くもあり、ありがたい話」としみじみ語ると「60歳を超えてまだこんな刺激をいただけるなんて……」と感無量な表情を浮かべた。

光石研【写真:ENCOUNT編集部】
光石研【写真:ENCOUNT編集部】

二ノ宮隆太郎監督もしみじみ「自分が監督なんて夢にも思っていませんでした」

 俳優の光石研が10日、都内で行われた映画『逃げきれた夢』公開記念舞台あいさつに二ノ宮隆太郎監督と共に登壇。光石は本作の企画が、故・緒形拳さんのために準備されていたものだったという事実に「僕でいいのかと恐れ多くもあり、ありがたい話」としみじみ語ると「60歳を超えてまだこんな刺激をいただけるなんて……」と感無量な表情を浮かべた。

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 本作は、第76回カンヌ国際映画祭ACID部門にて公式上映された人間ドラマ。光石の地元である北九州を舞台に、人生のターニングポイントを迎えた定時制高校で教頭を務める中年男・末永周平(光石)が、自身が病気になったことで、これまでおろそかにしていた人間関係を見つめ直そうとする姿が描かれる。

 光石にとっては12年ぶりとなる映画単独主演作。もともと本作は二ノ宮監督と光石が所属する事務所の先輩が、故・緒形拳さんのために用意した企画だったが、二ノ宮監督の手で映画化が実現された。

 光石は「名優である緒形拳さんのために準備された企画で、自分が主演を務めるなんて本当に恐れ多いことです」と恐縮した表情を浮かべると「僕でいいのかという思いもありますが、とてもありがたい話でもありました」と語る。

 さらに光石は「とてもいい経験になりました。60歳を超えてまたこんな刺激をいただけるなんて……」と感慨深い表情を浮かべると、二ノ宮監督も「僕も緒形拳さんは大好きな俳優さん。それを同じく大好きな光石さんで、しかも自分が監督なんて、夢にも思っていませんでした」と目をうるませた。

 その後、光石は二ノ宮監督にサプライズで、監督がどれだけ両親や周囲のスタッフ・キャスト、そして映画を愛しているかを伝える心温まる手紙を送ると、二ノ宮監督は思わず涙。そこで光石は「いい話ばかりではあれなので、ちょっとパワハラを……また俺を使えよ!」とジョークを伝えると、大きくうなずく二ノ宮監督。そんな2人の姿に会場からは大きな拍手が巻き起こった。

次のページへ (2/2) 【写真】光石研が二ノ宮監督に手紙を渡す様子
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