美しすぎる最強BBAキャラ 『HUNTER×HUNTER』などで登場、根強い人気を誇る3人の強者

アニメやマンガ作品には、年齢を感じさせない容姿と強さで活躍するBBA(※「ババア」の略語)キャラが数多く存在する。今回は戦闘や教導などさまざまなシチュエーションで活躍する、美しくてカッコいいBBAたちを紹介しよう。

ビスケット=クルーガーが初登場した『HUNTER×HUNTER』14巻【画像:(C)P98-23】
ビスケット=クルーガーが初登場した『HUNTER×HUNTER』14巻【画像:(C)P98-23】

時には戦闘で時には師匠として活躍する美しい“BBA”たち

 アニメやマンガ作品には、年齢を感じさせない容姿と強さで活躍するBBA(※「ババア」の略語)キャラが数多く存在する。今回は戦闘や教導などさまざまなシチュエーションで活躍する、美しくてカッコいいBBAたちを紹介しよう。

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 1人目に紹介するのは、『幽☆遊☆白書』(作:冨樫義博)に登場する「幻海」だ。『幽☆遊☆白書』は一度死亡した不良少年・浦飯幽助が霊界の試練を経てよみがえり、妖怪退治をしていくストーリーである。幻海は霊力を操る流派のひとつ「霊光波動拳」の使い手で、主人公・浦飯幽助の師匠でもある。

 他人に厳しいが、弟子のことを思いやる人格者でもあり、ゲーム好きという一面も持つ人物だ。彼女は年老いても非常に強く、「暗黒武術会編」では戦闘要員で活躍。物語全体に渡って若者を導く師匠キャラとしても描かれた。

 それだけでなく、霊力を高めると一時的に若返り、美しい姿を見せるギャップも人気の秘訣である。ファンからも人気のキャラクターで、「頼れる存在」「かなり理想的な師匠ポジション」と高評価のコメントが寄せられている。

『幽☆遊☆白書』【画像:(C)冨樫義博1990-1994年】
『幽☆遊☆白書』【画像:(C)冨樫義博1990-1994年】

 また『NARUTO』(作:岸本斉史)に登場する「綱手」も、美しく活躍したBBAキャラだ。忍者同士の迫力ある戦いが繰り広げられる本作。綱手は主人公のナルトも所属する木ノ葉隠れの里の忍者で、医療のスペシャリストでもある人物だ。

 彼女はチャクラ(忍が「術」を使うのに必要とするエネルギー)を溜め込むことで若さを維持しており、すでに50歳を超えていながら、若々しくスタイル抜群なルックスをしている。

 そんな彼女の魅力は、「折れずに立ち向かうカッコよさ」にある。妙齢の女性からは想像できない怪力の持ち主で、戦闘でも上位の実力を持つ綱手だが、作中で最上位の実力を持つうちはマダラにはかなわなかった。しかしマダラに「か弱い女」と侮辱されても、折れずに立ち向かっていく綱手の姿は、作中でも名シーンのひとつと言えるだろう。若い世代に希望を託して立ち上がる姿勢は、ファンからも評価されている。

 最後に紹介するのは、『HUNTER×HUNTER』(作:冨樫義博)に登場する「ビスケット=クルーガー」だ。本作は、犯罪者やお宝など、さまざまなターゲットをハントする「ハンター」を描く物語。ビスケはハンターの中でも「ダブルハンター」の称号を得ている、トップクラスの実力者だ。

 かわいらしい少女の姿をしているものの、なんと実年齢は57歳。見た目よりも若い理由については、作中では明かされていない。「グリードアイランド編」では、主役のゴンとキルアの高い才能に惹かれ、師匠役を担った。そして短期間でゴンとキルアを急成長させている。

 また、本気になるとかわいらしい少女の姿から一転、筋骨隆々とした姿になる。初めて本気を見せた際、腕に自信のあるハンターを倒す活躍も見せた。ネット上では「グリードアイランド編はビスケがいなかったら詰んでた」とも言われており、重要度と人気の高さがうかがえる。

 フィクションにおいては、実年齢に見合わない若々しいキャラクターが出てくることも珍しくない。人生経験豊富で深みのあるキャラクター性や、主人公たち若者を導く頼りがいのあるキャラクター性がBBAキャラの大きな魅力だ。そんな彼女たちの「見た目からは想像できないほど強い」というギャップに、惹かれる人は多いのではないだろうか。

 これからもアニメやマンガならではといえる、美しいBBAキャラたちの活躍に注目したいところだ。

次のページへ (2/2) 【写真】『NARUTO』に登場する“美しすぎるBBA”綱手
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