宇野昌磨、ルフィ役に「はじめ、本当に『僕でいいのか』」と葛藤も「全力を尽くしたい」
男子シングル・フィギュアスケートの宇野昌磨選手が8日、都内で行われた『ワンピース・オン・アイス ~エピソード・オブ・アラバスタ~』の記者発表会見に出席した。主人公のモンキー・D・ルフィを演じる意気込みなどを語った。
『ワンピース・オン・アイス ~エピソード・オブ・アラバスタ~』記者発表会見
男子シングル・フィギュアスケートの宇野昌磨選手が8日、都内で行われた『ワンピース・オン・アイス ~エピソード・オブ・アラバスタ~』の記者発表会見に出席した。主人公のモンキー・D・ルフィを演じる意気込みなどを語った。
今年3月に、世界選手権で日本男子初となる2連覇を果たした宇野。今回のアイスショーでルフィ役を務めるにあたって「はじめ、このことを聞いたときは本当に『僕でいいのか』という気持ちが一番最初の感想でした。それでも、『ワンピース・オン・アイス』というものがどんどん迫ってくるにつれて、『ワンピース・オン・アイス』というものをしっかり表現できるように、すばらしいものになるよう全力を尽くしたい」と意気込みをコメント。
現在は「まだ何も始まっていない。皆さんが『どんなショーになるんだろう』と思い描いているのと同じ気持ちで、このキャスト陣も『どうなるんだろう』という気持ちではある」と述べつつ、「スケーターというのは音楽に合わせて表現するという競技シーンが多い。ストーリーを自分たちが表現するのは、(スケーター陣)全員が新たな挑戦になると思う。がんばります、という言葉に尽きます」と話した。
自身が演じるルフィ役について「正直、性格は結構かけ離れていると思う。あんなに人を笑顔にできるようなタイプじゃない。本当に僕は演じるという気持ちで、何を求められて、どんなことをするのか、僕もまだ未知ではあるんですけど、僕がこの役に選ばれたからには最善を尽くしたいと思います」とあらためて意気込んだ。
同作は、TVアニメ『ワンピース』シリーズ史上初となるアイスショー。全日本選手権では宇野選手とともに表彰台に並んだ島田高志郎(サンジ役)、友野一希(コーザ役)、本田真凜(ネフェルタリ・ビビ役)、田中刑事(ロロノア・ゾロ役)や無良崇人(クロコダイル役)など日本屈指のスケーターが集結。アニメ『ワンピース』の声優たちによるセリフに合わせて、キャラクターの特性を生かしたスケーティング、フィギュアスケートならではのスピード感と躍動感、プロジェクションマッピングや光の演出で『ワンピース』の世界を表現。砂漠の国アラバスタ編を描く。
会見にはウソップ役の織田信成、ナミ役の本田望結も出席。特別に書き下ろされた同アイスショーのメインビジュアルも解禁された。
『ワンピース・オン・アイス ~エピソード・オブ・アラバスタ~』は、8月11日よりKOSE新横浜スケートセンターにて全6公演、9月2日よりドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)にて全4公演を実施予定。一般発売は6月10日12時より楽天チケット、ぴあ、ローソンなどで開始する。