井岡一翔は「今が1番強い」 “KOダイナマイト”が太鼓判「やっとすべてが身についてきた」
プロボクシング前WBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(志成)は24日、東京・大田区総合体育館で、WBA世界同級王者ジョシュア・フランコ(米国)に挑戦する。昨年大みそか以来、約半年ぶりのダイレクトリマッチとなるが、ボクシング界の名王者たちが井岡の強さについてABEMA格闘チャンネルの中で語っている。
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プロボクシング前WBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(志成)は24日、東京・大田区総合体育館で、WBA世界同級王者ジョシュア・フランコ(米国)に挑戦する。昨年大みそか以来、約半年ぶりのダイレクトリマッチとなるが、ボクシング界の名王者たちが井岡の強さについてABEMA格闘チャンネルの中で語っている。
井岡の強さについて、まず元WBA世界スーパーフェザー級王者・畑山隆則氏は「一番すごいところは経験。キャリアのほとんどが世界戦じゃないですか。世界戦は1試合やるとノンタイトルの10試合くらいの神経を使う」とその豊富なキャリアがまず強みだと説明した。
またスタイルについて「基本に忠実。ガードが高くて左を打ってワンツー、ストレートを打つ。まさにボクサーの鏡。あれが出来ないんですよ」と畑山氏。元WBA世界ミドル級王者・竹原慎二氏も「現役の頃1番やりにくいボクサーってガードしっかりしていた選手。打ってもガードがしっかりしていて、1番やりにくい」とボクサー目線でも嫌なタイプだとした。
元WBA世界スーパーフェザー級王者で“KOダイナマイト”こと内山高志氏は「若いころからやり続けてきたことがやっと数年前からすべてが身についてきた。試合を見ていても、単発で倒すのではなく、必ず相手が打った後のカウンター、相打ちのカウンターで効かせるのが多い。ガードが落ちない。打った後にしっかりブロックするので、相打ちになった状態で相手だけもらう。井岡選手は体に染みついている。復帰後は攻撃的になってきた。攻撃的だけどガードも良くてスキがないボクシング。僕は今が1番強いと思いますよ」と34歳になった今が“最強”だと太鼓判を押していた。