格闘技イベント「RIZIN」が27日、東京・歌舞伎町にある東急歌舞伎町タワーで緊急会見を行った。米団体「Bellator」と融合した年間最大級のイベント「超RIZIN.2」（さいたまスーパーアリーナ）を7月30日に行うことを発表。ヴガール・ケラモフとの対戦が発表された朝倉未来がカード決定の経緯などを明かした。

　未来は「対戦相手のケラモフ選手はコアなファンしか知らないと思う。今回、俺から指名させてもらいました」と決定の経緯を明かす。

　その理由について「俺はフェザー級の試合でいうと斎藤（裕）選手と牛久（絢太郎）選手を倒している。実績的にタイトルマッチをできるとは思ったけど、一緒に練習したことがある堀江くんがあの倒され方をした。（ライバルの）クレベル・コイケが中堅選手と遊んでいるので、その間に俺は険しい道をいってやるよという気持ち」とクレベルを意識していることを明言した。

　未来は準備期間が少ないことをこれまで口にしてきたが、4月29日ぶりに試合をしあたばかり。期間が短いことを問われると「けがは全くなかったので、追い込んでいる。社長が超RIZINを立ち上げたものだから俺が出ないとなと思いました」と語った。