SixTONES・松村北斗、『すずめの戸締まり』で声優業にどハマリ?「姿、形、年齢を飛び越えられる」
SixTONESの松村北斗が27日、都内で行われたアニメーション映画『すずめの戸締まり』の舞台あいさつに原菜乃華、新海誠監督とともに出席した。同作にまつわる思い出をしんみり振り返った。
SixTONES・松村北斗「妙に感動した」『すずめの戸締まり』で世界との近さ実感
SixTONESの松村北斗が27日、都内で行われたアニメーション映画『すずめの戸締まり』の舞台あいさつに原菜乃華、新海誠監督とともに出席した。同作にまつわる思い出をしんみり振り返った。
本作の最終上映日となるこの日、松村は「今日で終わってしまうという寂しい気持ちがある」と胸中を吐露。同作を見守ってくれた観客に向けて「今日まで本当にありがとうございました」と感謝を述べた。
また、世界中で上映されていることに触れて「世界にどんどん『すずめ』が行くわけじゃないですか。その国ごとに僕の名前が入っているのが妙に感動した。その国の言葉で入っていたりとか、分かりやすく英語で入っていたりとかして。何だろう。思ったよりも世界が近いというか、やっぱり丸い地球なんだなと思ってうれしかったです」と話した。
災いをもたらす扉を閉める「閉じ師」の青年・宗像草太(むなかた・そうた)を演じた松村。声の仕事について「これはハマってしまうというか、面白いなと思うのは姿、形、年齢を飛び越えられる。それがすごくまれな仕事だなとすごく感じました」と述べた。
今回の舞台あいさつには、メインビジュアルにも描かれた扉を前に、プロモーションを共にしてきた3人が集結。終映までの間の振り返りトークや、本編後日談として新海監督が書き下ろした特別ストーリーをキャストがその場で生アフレコを披露するなど、“最後の戸締まり”が展開された。
同作は『君の名は。』(16年)、『天気の子』(19年)に続く新海誠監督の3年ぶりとなる最新作。日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく旅をする少女・すずめの解放と成長を描く。オーディションで選ばれた原菜が、九州で暮らす17歳の女子高生・岩戸鈴芽(いわと・すずめ)を演じた。日本では公開196日間で動員が1100万人、興行収入が147.3億円を突破。海外では2023年3月から順次公開され、海外動員が3500万人を突破、全世界興行収入は430億円超を記録している。
新海監督は第73回ベルリン国際映画祭(2月16日~26日開幕)への正式招待を皮切りにワールドツアーへ。現在までに欧米、アジア諸国を中心に9か国13都市を訪れ、約2万人のファンと交流した。