倉悠貴『犬と屑』で地上波ドラマ単独初主演 三原羽衣、中村嶺亜らと凄絶ラブサスペンス

俳優の倉悠貴がMBSドラマ特区『犬と屑』(木曜深夜24時59分)で主演を務めることが、26日に分かった。三原羽衣、中村嶺亜(7 MEN 侍/ジャニーズJr.)も出演し、謎が謎をよぶ凄絶(せいぜつ)ラブサスペンスが繰り広げられる。放送は、6月8日(木)から開始。

『犬と屑』に出演する三原羽衣、倉悠貴、中村嶺亜(左から)【写真:(C)朝賀庵/講談社/「犬と屑」製作委員会・MBS】
『犬と屑』に出演する三原羽衣、倉悠貴、中村嶺亜(左から)【写真:(C)朝賀庵/講談社/「犬と屑」製作委員会・MBS】

“1番続きが気になるマンガ”と称された大ヒット漫画

 俳優の倉悠貴がMBSドラマ特区『犬と屑』(木曜深夜24時59分)で主演を務めることが、26日に分かった。三原羽衣、中村嶺亜(7 MEN 侍/ジャニーズJr.)も出演し、謎が謎をよぶ凄絶(せいぜつ)ラブサスペンスが繰り広げられる。放送は、6月8日(木)から開始。

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『犬と屑』は、2021年6月に「ヤングマガジン」で連載をスタートし、「読む手が止まらない!」「面白くて展開がゾクゾクする」とSNSで大きな反響を呼び、“1番続きが気になるマンガ”と称された大ヒット漫画。倉を主演に迎え、MBSドラマ特区枠で放送することが決定。

 倉が演じるのは、コンプレックスが強く、自尊心が低い“さえない”主人公・桜庭陽真(さくらば・はるま)。10月公開の映画『こいびとのみつけかた』や11月公開の映画『OUT』で主演を務め、テレビ東京系連続ドラマ『かしましめし』や日本テレビ系連続ドラマ『だが、情熱はある』など、話題作に引っ張りだこの倉は本作が地上波ドラマ単独初主演となる。

 陽真が高校時代に憧れていた、学校イチの美女・犬飼麗香(いぬかい・れいか)役には、SNSの総フォロワー数210万超えで、俳優としても活躍が目覚ましい、三原(みはら・うい)が初ヒロインを務める。陽真の幼なじみで、何拍子もそろった完璧男子にして最低のクズ男子・犬飼秀司(いぬかい・しゅうじ)役には、7 MEN 侍/ジャニーズJr.のメンバーで俳優としても注目の中村(なかむら・れいあ)がMBSドラマ初出演で演じる。

 20代半ばにして「成功体験」が無く、自分に自信がない“真面目だけが取り柄”の主人公・陽真には、腐れ縁ともいえる幼なじみがいた。隣の家に住み、小学校から高校まで同じ学校に通っていた秀司は、スポーツ万能で成績もよく、おまけに容姿端麗ということもあり、陽真はあらゆる場面で比べられ、“劣等感”を植え付けられてきた。卒業後、しばらく会わなくなってからも、その感情は陽真の心に暗い影を落としていた。ある日、陽真は高校時代に憧れていた美女・麗香と再会する。秀司と結婚し、東京に住んでいるはずの彼女がなぜ自分のもとに現れたのか。そこには、ある秘密があった。

 キャスト・スタッフのコメントは以下の通り。

○倉悠貴

「初めて原作を読んだ時、謎が謎を呼ぶ展開にみるみる惹き込まれていきました。初の地上波ドラマ単独主演ということで、不安もありますが、魅力あるキャスト、スタッフの方々とご一緒できて光栄です。三人の歪な関係の中にある、それぞれの闇と愛情を丁寧に演じられるよう頑張ります。人間の表裏、愛憎が色濃く表れる作品になると思います。是非、お楽しみに」

○三原羽衣

「朝賀先生の原作を読ませて頂いた時、漫画好きの私の中でもTOP3に入るくらい面白くて、おこがましいですが『絶対に私が麗香を演じたい!』とひそかに思っていました。麗香を演じることが決まった時は、本当に嬉しくて電話越しにマネジャーに叫んでしまいました(笑)。私は、今まで、ピュアで真っ直ぐな役を演じることが多かったこともあり、演じたことのない役に挑戦出来る事に、とてもワクワクしています! 麗香は、綺麗で明るくとても魅力的な女性ですが、彼女の中に秘めている闇の部分をどう表現すれば見てくださる方々に、私なりの麗香を伝えられるのか?麗香になりきり日々考えています。私は寝る時は、麗香の様に薄着で寝るのですが麗香の気持ちになって今は寝るようにしています(笑)。今まで見せたことの無い一面を皆さんにお見せできるよう、精一杯楽しみ、頑張ります! 是非皆様、楽しみにしていてください!!」

○中村嶺亜

「まず今回ドラマ出演させていただける事が決まり、率直にうれしかったです。最近はミュージカルなどステージでのお芝居を沢山経験してきました。久しぶりの映像作品ですがお芝居という面で通ずるところは沢山あると思うので、これまで学んだ事を活かせられたらなと思います。今回の犬飼秀司役はこれまでに比べて凄く大人っぽい役です。ただ、秀司は誰よりも子どもっぽくもあると思うので、そんな部分を楽しく演じられたらなと思います!」

○上田迅監督

「美しい作画の中に人間の虚しさや寂しさが描かれた原作に引き込まれると同時に、これは“依存”の物語なのだと感じました。登場人物全員が誰かに一方通行の依存をしていて、彼らが交わることで歪んだ愛が芽生え、本当の愛の形が見えてくる。この複雑で繊細な物語を、若くして実力ある俳優たちと一緒に作っていけることがとても楽しみです。もがき苦しみながらも、幸せを探して懸命に生きる彼らの姿を是非最後まで見届けてください!」

○朝賀庵(原作)

「完結後しばらく経ってこんなお話がいただけるとは……とおろどいております。しばらく半信半疑で企画の進捗を聞いておりました。ヤンマガの編集さんと初めてお会いしたとき『ドラマ化目指しましょう!』と話しながら『犬と屑』の打ち合わせをしたことが懐かしいです。作品を応援してくれた読者様、ドラマ化に関わってくださった全ての方に感謝いたします! ドラマならではの『犬と屑』を楽しんでもらえますように……!」

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