クルマ愛好家に交流の場を提供する「A PIT オートバックス東雲」主催の定例のカーイベントが21日、東京・江東区の同店で開催。ドイツの世界的ブランド・フォルクスワーゲン（VW）がテーマで、個性豊かな約70台が駆け付けた。

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　会場には、おしゃれなVWの旧車と現行モデルがズラリと並んだ。アウトドアイベントと共催で、古着やグッズ販売のブースだけでなく、キッチンカーも集合。のんびりと時間を過ごせる、チルな雰囲気となった。

　ビートルの愛称でおなじみのタイプ1をはじめ、ずんぐりとキュートなルックスのタイプ2など、オーナーたちの自慢の愛車は魅力満載。1986年式で、新車から乗り続けているというゴルフ CLD ターボはオーラを放った。また、貴重な52年式のタイプ1（デラックスモデル）が展示され、注目を浴びた。

　文字ペイントが施され、雰囲気たっぷりの75年式のタイプ2。映画『トイ・ストーリー』シリーズの人気キャラ、バズ・ライトイヤーのフィギュアがリア部分に取り付けられており、印象的だ。

　タイプ2の車両デザインが描かれたアロハシャツを着た61歳男性オーナーは、サーフィンやスケートボードの趣味を詰め込んでいる。「99年に買いました。普段使いで乗っていて、これで海に行くんですよ。千葉の一宮町とかにサーフィンに出かけるんです。荷物もいっぱい詰めて、このクルマは楽しい。常に笑顔でいられます」と、愛車への思いを語った。

　同イベントは、クルマ好き同士がコミュニケーションを図る機会を設けようと、「モーニングミーティング」と銘打ち、毎月第3日曜の午前7時30分から行われている。