お笑い芸人の江頭2:50が19日、YouTubeチャンネルを更新。「お前ら絶対まねするなよ！」と視聴者に念押したうえで、過去の反省点を振り返った。

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「【時効だから話せる話】江頭、初めての逮捕。」と題した動画内で、1997年2月15日にトルコで逮捕された原因を語った。冒頭「『不謹慎だ』って思うやつもいると思うけど、それも踏まえた上で話すから、見たくない奴は見なくていい！」ときっぱり。

　トルコへはテレビ東京の番組『ザ・道場破り！』の「トルコの伝統格闘技　オイルレスリング（ヤールギュレシ）のチャンピオン　アハメド・ダシュジュと日本のK-1格闘家・佐竹雅昭が対戦する」という企画の前座で呼ばれたことを明かした。

　前日、トルコの選手とともにオイルレスリングの練習していたところ、体を持ち上げられて投げ技のスープレックスを仕掛けられた江頭。コンクリートに頭から落下してしまった江頭は額から流血。急きょ、病院に行き3針縫う大けがだったという。

　次の日、額にはガーゼした痛々しい姿だったため、出番の3時間前にディレクターから「その頭でオイルレスリングは無理です。その代わりにお笑いのショーをやってください！」と無謀な要求。

　トルコだと言葉も通じないためとむちゃだと判断したものの「もう分かりました」となけなしの了承。その後、急きょつくったネタをディレクター、通訳、コーディネーター、オイルレスリングの選手たちに事前に相談した江頭。ネタ見せしたところ爆笑してくれたため「やれる！」と自信が持てたという。

　体育館には、3000人以上の観客や地元のテレビ局のカメラクルーが集結。前座で登場した江頭は、座禅を組んで空中浮遊や座禅走り、座禅縄跳びを披露し会場も熱狂。調子にのった江頭は続けて、ふんどしをペロッとめくった全裸でネタを披露するも会場は大ブーイングが起こり空気が一変。

　観客の怒りも収まらずパフォーマンス後は暴動へと発展。「トルコ人が控え室に来て俺を殺しに来るんですよ」と身の危険を感じる出来事となった。その後、江頭は警察の事情聴取にも対応し、スタッフから「たぶん20日間の勾留か罰金刑になるだろうと」と言われたことを伝えている。

　罰金刑は75円で「その金額は外務省が出しているけど、当時の75円はトルコで大きいパンが2個買える金額だった。安い結果に大がかりなドッキリかと思った」と当時を振り返った。