アイドルグループ・乃木坂46が18日、東京ドームで『乃木坂46齋藤飛鳥卒業コンサート』DAY2を開催。乃木坂46として最後のステージに立った1期生・齋藤飛鳥に、後輩メンバーが感謝の言葉を送り、涙を流した。

　齋藤本人が楽曲をセレクトした本公演では、「みんなと絡みたい、目が合いたい。みんなが誰一人もれることなく、かわいくキレイにモニターに映ってほしい」という思いが語られ、後輩メンバーと期別楽曲を披露。5期生とは『絶望の一秒前』、4期生とは『I see…』、3期生とは『トキトキメキメキ』で共演した。

　4期生の賀喜遥香は、「飛鳥さんの後輩で本当に幸せだと思います。私たちが立派な先輩になって、大好きな飛鳥さんから受け継いだものを未来の乃木坂につなげて行けるように頑張ります。飛鳥さん大大大好きです」と涙ながらに告白。3期生の岩本蓮加は「飛鳥さんが3期生を好きでいてくれるから、私ももっと3期生への愛が深まりました。こうやって3期生が堂々とステージに立てているのも、飛鳥さんのおかげだと思っています。これからの乃木坂46の舞台は、私たち3期生に任せてください」と誓った。

　アンコールのステージでは、遠藤さくらが「いろんなことを教えてくれて、全部を返したいという気持ちでいっぱいなのに、今日までに間に合わなかったです」と涙。「飛鳥さんからいただいたものを忘れないように抱えて、一生懸命踏ん張って頑張るので、いつか飛鳥さんが言ってくれた、自分で自分を認めてあげられるようになったら、また会いに行きます」と約束すると、齋藤はやさしく遠藤を抱きしめた。

　与田祐希も齋藤と過ごした日々を振り返り、「飛鳥さんが一番重いものを背負って大変なはずなのに、いつも気にかけて抱きしめてくれて、そんな優しさに救われた後輩は私を含めたくさんいると思います」と大号泣。「いつも助けてもらってばかりで、私何も返せなくて、最後まで頼れる後輩になれなくて本当にごめんなさい。飛鳥さんのことが本当に大好きで、尊敬してます。これからもずっと大好きです」と感謝の思いを伝えた。

　卒業コンサートでは、齋藤卒業後にリリースされた32ndシングル『人は夢を二度見る』のパフォーマンスも実現。0からグループを作り上げた最後の1期生・齋藤は、最後まで美しくステージ上で輝き続け、愛する後輩・ファンに見送られ、4288日に及んだアイドル人生にピリオドを打った。

○5月18日／乃木坂46『齋藤飛鳥卒業コンサート』DAY2セットリスト／東京ドーム
M01　ジコチューで行こう！
M02　インフルエンサー
M03　シンクロニシティ
M04　ハウス！
M05　ダンケシェーン
M06　絶望の一秒前
M07　I see…
M08　トキトキメキメキ
M09　扇風機
M10　Against
M11　ファンタスティック3色パン
M12　なぞの落書き
M13　他の星から
M14　制服を脱いでサヨナラを･･･
M15　あらかじめ語られるロマンス
M16　ロマンティックいか焼き
M17　ガールズルール
M18　Route 246
M19　ありがちな恋愛
M20　地球が丸いなら
M21　人は夢を二度見る
M22　帰り道は遠回りしたきなる
M23　サヨナラの意味
M24　裸足でSummer
M25　Sing Out！
M26　ここにはないもの
EN1　固い殻のように抱きしめたい
EN2　僕だけの光
EN3　ロマンスのスタート
EN4　おいでシャンプー
EN5　ジコチューで行こう！