光石研、実父が主演映画でスクリーンデビュー まさかの共演で「恥ずかしいの極み」
俳優の光石研が17日、都内で行われた映画『逃げきれた夢』(6月9日公開)の完成披露舞台あいさつに出席。本作で実父とまさかの共演を果たし、「もう恥ずかしいの極み」と苦笑いで振り返った。
松重豊は文通「光石さんよりもっと芸能界に向いている」
俳優の光石研が17日、都内で行われた映画『逃げきれた夢』(6月9日公開)の完成披露舞台あいさつに出席。本作で実父とまさかの共演を果たし、「もう恥ずかしいの極み」と苦笑いで振り返った。
定時制高校で教頭を務めている中年男の末永周平が、人生の新たな一歩を踏み出すまでのおかしくも切ない姿を描く。光石の故郷である北九州が舞台で、撮影も北九州で行われた。
故郷での撮影に、光石は「とにかく恥ずかしかった。子どもの頃から遊んでいた場所ですから。今回、普通のおじさん役だったからよかったけど、刑事役だったら『待て!』とか言わないといけないからすごい恥ずかしいですよね」と照れ。撮影場所には小学校の同級生が駆けつけたといい、「遠くから撮ろうとするので『やめろ! 下品なことすんな!』って言いました(笑)」と語った。
本作には、光石の実父が“主人公の父親役”として出演。スクリーンデビューを果たした。起用したのは二ノ宮隆太郎監督で、「光石さんのお父さん役で、本物のお父さんを超える人は絶対にいない。特別な映画にしたかったから」と説明した。まさかの実父との映画初共演に、光石は「もう恥ずかしいの極み。スタッフに迷惑がかかるんじゃないかって、本当にヒヤヒヤしていた」と苦笑いだった。
光石とプライベートで交流の深い松重豊は、光石の実父と文通していると明かし、「お父さんは光石さんよりもっと芸能界に向いている。すてきなお父様がスクリーンデビューということで。お父さんが舞台あいさつに来てほしかった」と残念がっていた。
舞台あいさつには、吉本実憂、工藤遥、坂井真紀も参加した。