ドラマ『きのう何食べた?』season2放送決定 アラフィフに突入したシロさんとケンジの日常を描く

俳優の西島秀俊と内野聖陽がダブル主演でドラマ化した『きのう何食べた?』season2を放送することが決定した。アラフィフに突入したシロさんとケンジの日常を描く。

『きのう何食べた?』season2の放送が決定【写真:(C)「きのう何食べた? season2」製作委員会 /(C)よしながふみ/講談社】
『きのう何食べた?』season2の放送が決定【写真:(C)「きのう何食べた? season2」製作委員会 /(C)よしながふみ/講談社】

2020年元日には正月スペシャルドラマが放送、2021年には映画化

 俳優の西島秀俊と内野聖陽がダブル主演でドラマ化した『きのう何食べた?』season2を放送することが決定した。アラフィフに突入したシロさんとケンジの日常を描く。

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 2LDKのマンションで同居する、料理上手で几帳面・倹約家の弁護士・筧史朗(通称・シロさん=西島)と、その恋人で人当たりの良い美容師・矢吹賢二(通称・ケンジ=内野)の毎日の食を通して浮かび上がる、男2人暮らしの人生の機微。ほろ苦くてあたたかな2人の日々をリアルに描き、2019年4月クールで放送されたseason1では、ツイッターの世界トレンド1位、見逃し配信の再生数が全12話100万回超えに加え、第16回コンフィデンスアワード・ドラマ賞、第101回ザテレビジョンドラマアカデミー賞で最優秀作品賞を受賞するなど深夜ドラマ枠としては異例の記録を次々樹立。その後、2020年元日には正月スペシャルドラマが放送、21年には映画化もされ、興行収入14.1億円の大ヒットとなった。

 原作は、シリーズ累計945万部(電子版を含む)突破のよしながふみによる人気漫画。ドラマの続編を望む声が多かったが、ついにseason2の放送が決定。今回は、アラフィフに突入したシロさんとケンジの日常が描かれる。今までと変わらないゆっくりとした日常の中に訪れるちょっとした変化――。生きていれば誰もが経験する環境の変化や身体的・精神的な変化をシロさんとケンジも経験していく。そして、もう一つの主役ともいえるのが、2人の食卓を飾る「美味しく安上がりな手料理」。今回も、毎話披露される料理は、味はもちろんのこと、実用的なレシピばかりだ。

 以下は出演者のインタビュー。

――本作のseason2が決定した時のご感想をお聞かせください。

 西島「この作品に関わった皆が、またもう一度集まってつくりたいという思いがすごくあったので、いろいろと大変なこともあったと思いますが、こうしてseason2としてまたスタートすることができて、本当に嬉しいです」

 内野「シロさんケンジが時の流れと共に変わっていくように、生身の演じ手も日々変化していくと思うので、新鮮な気持ちでこの作品と対峙したいなと思いました」

――撮影への意気込みをお聞かせください。

 西島「今までみていただいて応援してくださった皆さんに、より楽しんでいただけるように頑張らなきゃなと思っています。このドラマをもっと好きになってもらって、もっと楽しんでもらいたいという思いが、以前も強かったですけど、より強くなっているので、とにかく精一杯頑張りたいと思います」

 内野「この作品が肩肘張らない、よりナチュラルなものへと変わって行くとよいなと思います。そして、自分にとっての大切な人を思う時間が増えたらいいなと思います」

――楽しみにしている視聴者・ファンの方へのメッセージをお願い致します。

 西島「僕たちが現実世界で経験したことを、この物語の人たちも経験して、僕たちと同じように年をとって少しずつ変わっていくというところを、内野(聖陽)さん、そしてレギュラーの皆さん・ゲストの皆さんと一緒に、丁寧に描けたらと思っています。現場は、今までと同じように、まじめに真剣に一生懸命つくっているメンバーなので、楽しみにしていてください」

 内野「『何食べ』のシロさんケンジも人生の新しい段階になってゆくと思います。皆様と一緒に、そこはかとない、優しい世界を感じあえたら素敵だなと思います」

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