中島健人、大ファンの『トランスフォーマー』最新作で映画吹替に初挑戦 ヒロイン役は仲里依紗

Sexy Zoneの中島健人と俳優の仲里依紗が、映画『トランスフォーマー/ビースト覚醒』(8月4日公開)で日本語吹替キャストとして出演することが14日に発表された。併せて、本シリーズのファンだという2人の意気込みコメントと撮りおろし画像が解禁となった。

仲里依紗(左)と中島健人【写真:(C)2022 PARAMOUNT PICTURES. HASBRO, TRANSFORMERS AND ALL RELATED CHARACTERS ARE TRADEMARKS OF HASBRO.(C)2022 HASBRO】
仲里依紗(左)と中島健人【写真:(C)2022 PARAMOUNT PICTURES. HASBRO, TRANSFORMERS AND ALL RELATED CHARACTERS ARE TRADEMARKS OF HASBRO.(C)2022 HASBRO】

撮りおろし画像が解禁

 Sexy Zoneの中島健人と俳優の仲里依紗が、映画『トランスフォーマー/ビースト覚醒』(8月4日公開)で日本語吹替キャストとして出演することが14日に発表された。併せて、本シリーズのファンだという2人の意気込みコメントと撮りおろし画像が解禁となった。

 本作は2007年、マイケル・ベイ監督、スティーブン・スピルバーグ製作総指揮によって1作目が製作され、空前の大ヒットを叩き出した『トランスフォーマー』。シリーズ全6作品の世界累計興行収入は48億4700万ドル(約6494億円 ※1ドル130円換算)を突破するハリウッドを代表する、記録的大ヒット超大作となった本シリーズ。本作は待望の最新作にして、新シリーズの幕開けとなる。

 今回発表となった主人公ノア(アンソニー・ラモス)役の中島は、今回映画吹替は初挑戦となる。声を吹き込む主人公の青年・ノアは、意図せず戦いに巻き込まれながらも、トランスフォーマーと心を通わせていき、人間との懸け橋になる本作から初登場のオリジナルキャラクター。演じるのは、『イン・ザ・ハイツ』の主演や、マーベル『アイアンハート』への出演も話題になったアンソニー・ラモス。年末に公開された『ラーゲリより愛を込めて』では、2週間で10キロ体重を落とすという過酷な役作りが話題となった中島は、吹替声優という新たな挑戦に向け、既に演出家と入念なリハーサルを重ねているとのこと。

 また、ヒロイン・エレーナ役の仲は、俳優だけでなく『時をかける少女』をはじめ、声優業でも目覚ましい活躍を見せ、近年ではYouTubeでもマルチな才能を見せる。声を吹き込むヒロインのエレーナは、こちらも本作から初登場となるオリジナルキャラクターで美術館で働く考古学埋蔵品の研究者。ノアとともに戦いに巻き込まれながらもたくましく戦うキーマンとなる女性。演じるのはドミニク・フィッシュバック。今作では、仲里依紗本人が推しというバンブルビーとの念願の共演にも期待が高まる。

 さらに中島、仲ともに、元々トランスフォーマーの大ファンということで、今回念願の吹替声優決定に、「トランスフォーマー愛」と、収録への意気込みを語る熱量MAXのコメントが届いており、この度撮りおろし写真と共に解禁となった。

 すでに解禁している声優として、トラックから変形する“オプティマスプライム”には、過去シリーズでもおなじみ玄田哲章が続投、そしてゴリラ型トランスフォーマー“オプティマスプライマル”の声に子安武人が参戦する。そして残るビースト型トランスフォーマーの声優も、CGアニメ『ビーストウォーズ』のオリジナルキャストを中心に調整中とのこと。

仲里依紗「やっと私のラブコールが届いたんだなと思って…」

 中島、仲のコメントは以下の通り。

○中島健人

「僕は子供のころから『トランスフォーマー』が大好きで、今回この機会に携わることが出来てすごく光栄です。車やバイクや戦闘機などいろんなものがロボットになって戦うというのは、当時子供の頃の自分にとってカルチャーショックだったんです。自分の中の世界を広げてくれる夢ある作品だと思っています。『トランスフォーマー』を好きになったきっかけは90年代に日本で放送された『ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー』です。フルCGのアニメが当時の自分にとっては本当に衝撃的で、あの時の楽しさと興奮をいまだに覚えていて、『ビーストウォーズ』からはすごく影響を受けています。今回オファーを受けた時、最初マネージャーさんから『トランスフォーマーの声優が決まったよ』というお話をいただいて。心の中のビーストが覚醒しました! 最高に嬉しい気持ちでした。

 今作で僕が楽しみにしているシーンは、バイクのアーシーが変形して、サイのライノックスに乗って戦っているシーンがあって。そのシーンを観た時点で『すごい映画だなこれは』と思いました。今までに無いし、ファンはすごく喜ぶと思います。動物が戦っているって構図がビーストファンとしては興奮しましたね。そして今作の舞台が1994年で僕の生まれ年なので、これも『すごいご縁!』と思いました。生まれ年の舞台となったニューヨークの登場人物を、その年に生まれた自分が演じられるっていうこともすごく嬉しいです。今回、実写映画の吹替は初めてなので、まず演出の方としっかりと話し合いをして、作品に臨みたいと思っています。あと収録時のマスクとTシャツをとりあえず『トランスフォーマー』関連にしようと思っています。共演の仲さんからも声優の大先輩としてご指導頂きたいです。

 最後に、僕が本当に昔から大好きな『トランスフォーマー』の吹替で、そして伝説的な『ビーストウォーズ』の声優さんと共演できるという事で、もうとにかく気合が入りまくっています!ファンとしてはこの機会に立ち会えること、そしてこの作品に参加させていただける事が、何よりも幸せなので、テンションが今から上がっています。皆さんに完成版をとにかく観て頂きたいと思っていますし、この作品をきっかけに、自分も“進化”という意味で“トランスフォーム”できる様に、頑張っていきたいと思います。皆さん是非、お楽しみにしていてください」

○仲里依紗

「『トランスフォーマー』は映画一作目からすごく好きで、息子がいるので家族で大好きです。私は自家用車をバンブルビーにしていたことがあるくらい好きだったので、最初にオファーを頂いたときは、やっと私のラブコールが届いたんだなと思ってすごく嬉しかったです。声優のお仕事も好きで、実写版は久々なので、今回もアクションなどすごく楽しみです。本作の声優オファーが決まったことを、私はまず1番最初に息子に話しました。そしたらずっと、『いつなの? いつなの?』って、先日一緒に映画を観に行った時に『トランスフォーマー/ビースト覚醒』の予告が流れて、息子が『うわー! ママどこなの? どれ? もしかして、ゴリラ?』って(笑)。『ちがうよー! 強そう過ぎるよねー!』って言いました(笑)。

 私は特にバンブルビーが好きすぎて、自分でカマロを購入してカスタムしちゃうくらい本当に好きで、別の車に買い替えるときに、そのカマロのオーディオが壊れちゃったんです。なので『私の会話聞いてたのかな』と思って、私は生きていると思ってます! そして今回は動物がでてくるということでどんどん果てしないストーリーになっていくと期待しています。今作で私が楽しみにしているシーンは、まずバンブルビーがどういう音楽をかけてくれるのかです。毎回ムードメーカーで、強いけど、可愛らしい一面もあって身近に感じられるロボットっていうところが女性からすると入りやすいですね。あとは1990年代のカマロが見れるところですね。リニューアルされた新しいカマロをこれまで観ていたけれど、また過去に戻るということで。90年代のカマロに戻るっていう事が、楽しみだなと思っています。

 私は声優業をこれまでたくさんやらせていただいていますが、自分の声は小さいころ嫌いだったんです。ですが『時をかける少女』をきっかけに、声のお仕事が大好きになりました。声優業の時の役作りとしては、例えば泣くシーンでは本当に泣いたり、ロックな役をやるときはロックTシャツを着たり、あと前日には口に装着する吸入器のようなケアグッズを着けてのどのケアをしているので、今回もきちんと役を演じ切ろうと思います。最後に、今回本当に大好きだった作品の吹替を担当することになり、私が1番ワクワクしているのかもしれません。『トランスフォーマー』ファンの方も、今回初めて観る方も楽しんでいただける作品になればと思っておりますので、是非、完成版ご期待ください」

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