千原ジュニア、4コマ漫画出版を出版 コントとの“違い”明かす「説明しすぎても無粋」
お笑いタレントの千原ジュニア(千原兄弟)が14日、都内で行われた新刊4コマ漫画『嗚呼 蝶でありたい』(扶桑社、5月15日発売)発売記念記者会見に出席した。同作は、2020年から扶桑社『週刊SPA!』で連載中の4コマ漫画『囚囚囚囚』の書籍化。ジュニアが全編直筆で描いた”愛”と”屁理屈”と”笑い”に満ちた1冊となっている。
千原ジュニア、新刊4コマ漫画『嗚呼 蝶でありたい』をアピール
お笑いタレントの千原ジュニア(千原兄弟)が14日、都内で行われた新刊4コマ漫画『嗚呼 蝶でありたい』(扶桑社、5月15日発売)発売記念記者会見に出席した。同作は、2020年から扶桑社『週刊SPA!』で連載中の4コマ漫画『囚囚囚囚』の書籍化。ジュニアが全編直筆で描いた”愛”と”屁理屈”と”笑い”に満ちた1冊となっている。
同作を描くことになったのは、これまで書いてきた『週刊SPA!』の連載を終えて、その編集者から「4コマ漫画を書いてみませんか」と言われたのがきっかけだという。ジュニアは「僕が手を出せるような世界ではないと思っているので、一刀両断でお断りしました。それから半年とか1年くらいお誘いを受けまして。あまりにもしつこいので、渋々というか、覚悟を決めました」とその経緯を明かした。
4コマ漫画は自身が本職としているコントとは作り方が全く違うという。ジュニアは「めちゃめちゃ難しいですね。説明しすぎても無粋ですし、説明しないと伝わらないですし。コントは、なんとなく自分の中で正解があって作るので、それとは違いますね。起承転結とか、凝り固まっては考えていないですけど、アングルとかカット割りとかが難しいんですよ。本当に漫画家の先生方がいかにすごいか。しかもキャラクターを演じさせるわけですからね。すごいですよ」と語りつつ、「正直なことを言うと、アイデアだけ渡すんで絵がうまい人に描いてもらいたいですね」と話し、笑いを誘っていた。
タイトルの『嗚呼 蝶でありたい』は掲載されている4コマ漫画の一編から名付けた。ジュニアは「大ざっぱに言うと、チョウとガの違いは、チョウは花にとまるときに羽根を閉じるけども、ガは開きっぱなし。というのも人間にも通じることがあるのではないかと。 ドアを開けっぱなしの人はガやなと思うし。チョウでありたいな」とその一編を説明。記者から「ジュニアさんはちなみにどちらですか」と質問が上がると、ジュニアは「チャック開けっぱなしのこともあるんで、ガかもしれませんね」と笑顔で答えていた。
今回新たな取り組みとして通常の書籍化「通常版」以外に、本作に登場するキャラクターをNFTデジタル特典にし、付属する「NFT特装版」並びにキャラクターがプリントされたTシャツがもらえる「Tシャツオーダーカードつきセット販売」と、複数の「特別版」も用意している。