韓国発の5人組ガールズグループ・LE SSERAFIM（ル・セラフィム）が13日、千葉・幕張メッセで開催された世界最大級の韓国カルチャーフェスティバル『KCON JAPAN 2023』（14日まで）に出演した。夕方に行われたレッドカーペットイベントではメンバーが新曲に合わせたカウガール風のウエスタン衣装で登場した。

　同グループは1日に初のフルアルバム『UNFORGIVEN』を発売。同名タイトル曲のコンセプトは「他人の評価に捉われずLE SSERAFIMだけの道を開拓する」。メンバーのサクラ（宮脇咲良／SAKURA）、キム・チェウォン（KIM CHAEWON）、ホ・ユンジン（HUH YUNJIN）、カズハ（KAZUHA）、ホン・ウンチェ（HONG EUNCHAE）はショート丈トップスにジーンズのパンツやスカートという涼しい衣装ながらカウガールをイメージした力強さを漂わせた。SAKURAとチェウォンはハットをかぶりより強いインパクトを残した。

　イベントステージでメンバーは『UNFORGIVEN』のポイントダンスとなる「ヴィランポーズ」を紹介し、集まったファンと一緒に「頭の上で人差し指を立てる」ポーズを繰り広げた。メンバーのユンジンは家族が亡くなったため12日に予定されていたサイン会は欠席したが、レッドカーペットや夜のコンサート（SHOW）には出席した。

　この日のレッドカーペットにはLE SSERAFIMのほか、AB6IX（エイビーシックス）、ATBO（エーティービーオー）、ATEEZ（エイティーズ）、JO1（ジェイオーワン）、VIVIZ（ビビジ）、XG（エックスジー）らが登場した。

『KCON』はCJ ENMが2012年から毎年開催している世界最大級のKカルチャーフェスティバル。K-POPショーと韓国のライフスタイルを直接体験できるコンベンションを融合したイベントで、これまで136万人以上の観客を集めた。昨年はパンデミック以降、約2年ぶりにオフラインイベントを再開し韓国、アメリカ、サウジアラビア、日本からオン・オフライン上で合計3015万人の観客を動員した。