2016年リオ五輪で金メダルを獲得した元レスリング選手の登坂絵莉が11日、「第15回 ベストマザー賞」のスポーツ部門を受賞し、都内で行われた授賞式に出席した。

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同賞は、一般社団法人日本マザーズ協会が「ママの多様性、子育ての多様性」をテーマに主催するもので、憧れや目標とするママを投票によって選出・表彰する。

2021年8月に長男を出産した登坂。ママになって2年弱での受賞となり、「母になって日々慌ただしくしている世の中のお母さん、みんながベストマザーだと感じる。その中の一人として選んでいただけてうれしく思う」と受賞に感謝した。

まもなく2歳となるまな息子は、ママの抱っこよりも自分で走り回りたいお年頃だという。「成長がうれしいとともに、どこか寂しく感じる自分もいる。これから息子と一緒に成長して、いろんな経験をし、前を向きてこの賞を励みに頑張っていきたい」と気を引き締めた。

まだ2歳にも満たないが、早くも「レスリング選手としての素質はある？」と聞かれると、少し考えてから「あるほうかなって感じ」とにっこりと告白。「レスリングはちょっと足が短いほうが構えたとき低くなれる。息子は足が長いほうじゃないので、体型な部分ではいいのかな」と元選手として鋭く分析していた。

■今年の受賞者＆子どもの年齢（2023年5月11日時点）

芸能部門…仲間由紀恵／子ども2人（4歳双子）
音楽部門…AI／子ども2人（長女7歳、長男4歳）
スポーツ部門…登坂絵莉／子ども1人（長男1歳）
文化部門…ヨンア／子ども1人（長男6歳）
文芸部門…綿矢りさ／子ども1人（長男7歳）
社会経済部門…丸田佳奈／子ども2人（長女6歳、長男0歳）