お笑いコンビの霜降り明星が11日までにYouTubeチャンネルを更新し、番組で使うために用意した200万円が紛失状態になっていることを明かした。

　冒頭、粗品が「200万円紛失事件」と言い放つと、せいやは「3億円事件以来の！？ 200万紛失！？大ニュースよ」と驚愕。続けて「笑われへんわ　この回　刑事事件です」と真剣な表情を見せた。

　ことの発端は2022年の年末。ギャンブル好きでもある粗品は、競輪くじやオートレース車券を購入する「チャリロト」を使用した競輪番組『KEIRINグランプリ』に出演し自腹で400万円を使った勝負に挑んだという。手続きを踏むため粗品専用のアカウントに掛け金400万円を入金する必要があるが、半年経過した今になって「まだ200万円振込がされていません」と連絡があったため事態が発覚。

　粗品は「でもおれは確実に現金400万円持って行ってるよ。（マネジャー）小林さんにも見せましたよね？」と自身の潔白を主張し、「小林黒幕の手下塩見」と2人のマネジャーに疑いの目をむける。小林マネジャーは「200万円は払ってもらってるんですけど、あとの200万円はちょっと……」と言葉を濁す。

　続けて、小林マネジャーは「実際に（400万円）持ってらっしゃって、それで1回出されたのは覚えています。これでお支払いするっていう風にチャリロトさん側にお伝えしたんですけど、『このタイミングでは受け取れない。ちゃんとした手順を踏んでじゃないと』という話になって（全額粗品さんに）戻しました」と話した。

　お互い、食い違いが発生するため険悪ムードが漂う。せいやは「まじのエグい回やん」と苦笑い。後日、粗品は勝ち額の90万円も持って帰っているため、「粗品がもう90万円盗ってる状態や」と状況を整理した。

　粗品は「おれは400万円渡したと言っている。でもマネジャーは『渡されていない』と言った。小林さんが（ポケットマネーに）しているだけの話やねん」と主張。CM契約しているチャリロト側からまだ払っていない旨の連絡が来ているため、せいやは「契約切れる！ 早く、払え」とスポンサー契約が切れることを心配。　横領した犯人はわかっていないが、粗品は「小林チーフマネ70万円　塩見マネ70万円　粗品60万円」と和解を提案したところで動画は終了した。