世界最大級のゲームの展示会「東京ゲームショウ」が、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため今年9月に千葉・幕張メッセで予定されていた通常開催を中止することが決まった。今後はオンラインでの開催を検討するという。8日に主催者の一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会が発表した。ゲームの祭典の“中止”を受け、「TGS中止」がツイッターの日本トレンド入りするなど、ネット上でもショックが広がっている。

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　今年の「東京ゲームショウ2020」は9月24～27日に予定しており、同協会は通常開催の中止の理由について、「新型コロナウイルスの感染が世界規模で広がり、いまだ日本国内でも予断を許さない状況を受け、来場者、出展社、関係者の皆様の健康・安全面を第一に考慮した結果、このような決定にいたりました」としている。今後の詳細については順次、公式サイトなどで発表していくという。

　ゲームファンにとって衝撃の大きい一報を受け、「TGS中止」の言葉がツイッターを駆け巡った。ネット上では、「うわ～TGS中止か、まじかあ」、「仕方ないと言ってしまえばそれまでだけど、やっぱり残念」、「残念ですが仕方ないかと」、「一年に一度の楽しみだったけど、こればかりはね」、「でもでもオンライン開催楽しみ　また無事にリアル会場で開催される日を心より祈ります」などの反応が寄せられた。

　コロナ禍の影響で、予定されていた同人誌即売会「コミックマーケット98」や「東京おもちゃショー2020」などが軒並み中止に。「アニメジャパン、静岡ホビーショー、コミケ、東京おもちゃショーと来て東京ゲームショーも中止か。もうオタ系イベントは万策尽きたな」といった嘆きのコメントも見受けられた。