朝倉海、1年5か月ぶりの復帰戦で勝利 ボディー左膝のもん絶KO「やっと帰ってこられました」

第13試合では朝倉海(トライフォース赤坂)が元谷友貴(フリー)に3R・2分25秒でTKO勝利を収めた。

元谷友貴に勝利した朝倉海【写真:山口比佐夫】
元谷友貴に勝利した朝倉海【写真:山口比佐夫】

ABEMA PPV ONLINE LIVEで全試合生配信

格闘技イベント「RIZIN.42」(2023年5月6日、東京・有明アリーナ=ABEMA PPV ONLINE LIVEで全試合生中継)第13試合、バンタム級(61キロ)RIZIN MMAルール 5分×3R

 第13試合では朝倉海(トライフォース赤坂)が元谷友貴(フリー)に3R・2分25秒でTKO勝利を収めた。

 海は右拳の大けがで2021年大みそかから長期離脱、1年5か月ぶりの復帰戦だ。昨年7月にヤン・ジヨンと対戦予定であったが、拳の手術のため回避。空白期間に2度の米国修行を経てRIZINのリングに戻ってきた。4日の会見ではKOを予告していた。

 執拗な元谷のタックルに苦戦する。2Rほとんどの時間をテイクダウンディフェンスに使ったが残り40秒ほどで相手から離れると、右フックで終わる流れるようなコンビネーションを当て、歓声が上がっていた。

 3Rでも組みの展開が続いたが、再び相手を突き放し、スタンドで元谷をコーナーにくぎ付けにするとコンビネーションからのボディー左膝。相手は立ちあがれず、レフェリーが慌てて止めた。3R・TKO勝ちとなった。

 海は試合後「やっと帰ってこられました。去年けがで試合ができなくてつらかったんですが、支えられて踏ん張ることができました。やっぱ朝倉兄弟がいるRIZIN最高じゃないですか。次のアーチュレッタ、俺がぶっ倒すので、会場に見に来てください、ありがとうございました!」と笑顔でマイクした。

次のページへ (2/2) 【写真】ボディー膝蹴りにもん絶ダウン 倒れる元谷を見下ろす朝倉海
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