声優の森川智之が4日、都内で行われた『スター・ウォーズ／ジェダイの帰還』公開40周年を記念した特別上映イベントに、俳優の金田明夫とともに出席した。同シリーズにまつわるトークで会場を盛り上げた。

　20年以上にわたってオビ＝ワン・ケノービの日本版声優を務めてきた森川は、昨年に引き続き私物のライトセーバーを持参し、さらにジェダイ風のローブを羽織って登場。新作映画3本の製作も決定している同シリーズについて「ライフワークと言うか、皆さんとともにファンから始まって、気づいたらオビ＝ワン（・ケノービ）やっている」と感慨深げに。「暗黒面に落ちずに、本当に頑張ってきたかいがある」と述べた。

　2002年公開の『エピソード2／クローンの攻撃』のジャンゴ・フェットをはじめ、『マンダロリアン』シーズン2からはボバ・フェットの声優を務める金田は「芸能のこの世界に入って、僕が一番言いたかったせりふの一つが、ハン・ソロの、レイアが『アイ・ラブ・ユー（I Love You.／愛してる）』と言うときの『アイ・ノウ（I Know.／知ってるさ）』。いつか使おうと思って、日常ではまだ使えない（笑）。もう一つ誇りに思っているのは『フォースと共にあらんことを』という言葉を言わせていただいているのが、今でも『スター・ウォーズ』に関わっている僕としては、一番の誇りになっています」とほほ笑んだ。

　同イベントは、『スター・ウォーズ』シリーズの劇中の名台詞「フォースと共にあらんことを（May the Force be with you.）」にちなんで、「スター・ウォーズの日」に制定されている5月4日（May the 4th）に開催。森川らが、ダース・ベイダーら伝説的なキャラクターとともに同日を祝福した。