ヘビの驚異の身体能力「自分の常識にはなかった光景」 目の前で衝撃の“垂直登り”
体の一部を直角に折り曲げ、ゆっくりと着実に上へ上へと進んでいく。ヘビが器用に雨戸を登っていく姿を捉えた動画が大きな反響を呼んでいる。生命の神秘を感じさせる映像だ。撮影者のメフィ(@mefi_ra_es)さんに、一部始終を聞いた。

体長は約1.5メートルと推測 「爬虫類学者が興味湧きそうな映像ですね!」
体の一部を直角に折り曲げ、ゆっくりと着実に上へ上へと進んでいく。ヘビが器用に雨戸を登っていく姿を捉えた動画が大きな反響を呼んでいる。生命の神秘を感じさせる映像だ。撮影者のメフィ(@mefi_ra_es)さんに、一部始終を聞いた。
偶然発見したヘビの移動。細長い胴体を、何か所も折り曲げる様子は、まるで、自動車教習で覚えたクランクのようだ。
メフィさんが約1分間の撮影映像とともに、「地元で面白いのが撮れたので共有 こうやって垂直を登るんですね」とツイートすると、投稿から4日たった現在、5.2万件超のいいね、1.2万件のリツイートを獲得。閲覧数は385万回を突破している。
驚きの動画には「これすごすぎる」「スパイダーマンもビックリ!!」「全身筋肉で長いとこういうことができるんですね」「爬虫類学者が興味湧きそうな映像ですね!」「貴重な資料ですね」といったネット上の声が寄せられている。
メフィさんが地元に里帰りをした時に出くわしたヘビ。「アオダイショウで間違いないかと思います。大きさは、1メートルは超えていたかと思います。1.5メートル弱ほどでしょうか」と推測する。

“第一発見者”は一緒にいた母親だったといい、「悲鳴を上げていたのでどうしたのかなと思ったら、ヘビが雨戸に引っかかっているというか、くっついているような状態でした。最初は体が折れ曲がっていて、かつ体の半分くらいが雨戸の下に隠れていたので、あまり大きいとは思いませんでした」。ヘビはそこから驚異の身体能力を発揮。「このような姿はあまり見たことがなかったので、写真を撮ろうとスマホを構えたら、おもむろに上の方向に動き始めたので、写真よりも動画に収めたいなと思いました。それで撮影していたら、あのような形で登って行ったので、これは面白いなと思い、ツイートしました」と教えてくれた。
投稿は想定外にバズった。メフィさんは「ツイート文の通り、自分としては軽い気持ちで面白いものが撮れたから見てよ、とフォロワーの方々に共有したつもりだったのですが、思った以上に拡散され、反響があって驚いています。すごい、かわいいという感想もあれば、垂直な壁も登られてしまうのは怖い、といった感想もあって。怖がらせてしまった方には申し訳なかったなと思っています」と、率直な心境を明かした。
目の当たりにした自然界の神秘。「とにかく初めて見る光景にあ然としていました。地を這っている姿や木の枝を渡っている姿でもなく、平面の壁をあのように器用に登っていく姿というのは初めて見たので。自分の常識にはなかった光景に出会って、少し畏怖も感じました」と話している。
