格闘技イベント「FEDELTA presents RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI」（2023年4月29日、東京・代々木第一体育館＝ABEMA PPV ONLINE LIVEで全試合生配信）第4試合、51キロ契約 RIZIN MMAルール 5分×3R

　復帰戦のRENA（SHOOTBOXING／シーザージム）がクレア・ロペス（フランス）に3R・一本負けを喫した。

　RENAにとっては昨年7月以来の試合。昨年の女子スーパーアトムGP1回戦でアナスタシア・スヴェッキスカ（ウクライナ）に判定勝利したものの、試合後に左目のけがが発覚。GPを欠場していた。試合前には「緊張している」と明かしていた。

　ゴング開始からわずか数秒のうちに相手の右フックを被弾し、ぐらついてしまったRENA。1Rはそのままグラウンドの展開に持ち込まれコントロールされた。グラウンドパンチやサッカーボールキックを被弾するシーンもあったが、RENAも下から腕十字を極めにいく姿勢も見せた。

　2R中盤からRENAが返ってくる。自身の打撃の距離をつかんでいった。相手のボディーを打ち抜くコンビネーション攻撃でロペスを後退させる。

　RENAがペースを握ったかに思える展開だったが、3R終盤、自ら対戦相手を引き込む形でグラウンドへ。ギロチンチョークを狙うが、これを外される。この隙を一瞬で突かれ、膝十字を極められ、一本負けを喫した。

　運ばれてきた担架には乗らず、地力で立ち上がったが、足を引きずりながらケージを後にした。

　まさかのタップアウトにファンからは「まさかのRENAが一本極められた！」「強い」「あんな入り方初めて見た！」「厳しい」などと驚きの声が上がった。