見どころはヒップとウエスト STU48沖侑果が念願写真集で感じた“夢をかなえる喜び

瀬戸内7県を拠点とするアイドルグループ「STU48」のドラフト3期生・沖侑果は、4月25日に1st写真集「遊泳禁止」(玄光社)をリリースした。「コンプライアンスは私の特技」と話すミステリアスな彼女が、発売前に重版が決定した念願の写真集に込めた思い、24歳を迎える2023年の目標について聞いた。

「STU48」沖侑果が待望の写真集を発売【写真:小田智史】
「STU48」沖侑果が待望の写真集を発売【写真:小田智史】

自分の希望を詰め込んだ「遊泳禁止」で水着を解禁

 瀬戸内7県を拠点とするアイドルグループ「STU48」のドラフト3期生・沖侑果は、4月25日に1st写真集「遊泳禁止」(玄光社)をリリースした。「コンプライアンスは私の特技」と話すミステリアスな彼女が、発売前に重版が決定した念願の写真集に込めた思い、24歳を迎える2023年の目標について聞いた。(取材・文=小田智史)

――沖さんにとって、待望の1st写真集「遊泳禁止」が発売されました。公式プロフィールにも「今年チャレンジしたいこと」に「グラビア」を挙げていましたが、グラビアや写真集に憧れを持ったきっかけを教えてください。

「もともとグラビアアイドルさんが好きだったのが一つ。あとは、(昨年)STU48を卒業した矢野帆夏さんとかにも『(グラビアを)やってほしい』と言ってもらったりして、自分もやりたいなと思ったので、今回こうして写真集に挑戦できて良かったです。ファンの方も写真集の話が出る前から、『写真集を見たい』と言ってくださったり、スタッフさんに要望を伝えてくださっていたみたいなんです。だから、ずっと私を支えてきてきてくださったファンのみなさんに、一番にお届けしたいと思っています」

――写真集の話が来て、自分のこだわりを伝えましたか?

「いろいろな方の写真集をたくさん見ているんですけど、私は(元欅坂46メンバーの)長濱ねるさんの写真集がすごく好きです。へルシーな感じ、大胆に露出もある感じ、どちらも撮れたらいいなと思ってました。自分がやりたいシチュエーションを最初にお伝えしたら、それに応えたロケーションとかを考えてきてくださって、水着を入れたい、どういう水着を着たいとかまでお話して、本当に全部自分の満足いくような感じになりました」

――沖さんはSTU48内において、“コンプライアンス”番長の印象がありますが、そのあたりのバランスもやはり意識を?

「コンプライアンスは私の特技なので、今年度も公式プロフィールに書きます(笑)。私、肩とか腕がチラっと見える服が好きなので、夏は結構そういう服を着たりしています。でも、今回はSTU48が出す写真集ということで、自分を出しすぎず、STU48の沖侑果として内容を考えました。瀧野(由美子)さん、(石田)千穂さん、(岩田)陽菜さん、写真集を出したことがあるメンバーには、『(写真集は)どうでしたか?』と、撮影前に話を聞かせてもらいました。陽菜さんからは『(自分の希望を)言ってみることだよ』とアドバイスをいただいて、実際に(関係者の方に)お伝えしに行きました」

「ヒップとかウエストを頑張ったので見ていただきたい」と語る【写真:小田智史】
「ヒップとかウエストを頑張ったので見ていただきたい」と語る【写真:小田智史】

お風呂で撮影したカットは必見

――今年1月の「沖侑果 生誕祭」で写真集発売が発表された際、「写真集ではちょっと攻めてみたい」と話していましたが、「攻め」の姿勢はどのあたりに込めましたか?

「お風呂のカットとか、ドキドキしながら見ていただけたらいいなと思います。SHOWROOM配信で少し話題になった『沖の湯』にインスパイアされて、お風呂のシチュエーションは絶対に入れたいと思っていました(笑)」

――沖さんが考える自分のチャームポイントは?

「私、わりと上半身が華奢と言われることが多いんですけど、ヒップは結構しっかりあるタイプなんです(笑)。今回、ヒップとかウエストを頑張ったので、そこを見ていただきたいですね」

――全128ページの中でお気に入りのショットは?

「お風呂のカットもお気に入りなんですけど、ファンの方から和服が似合いそうだねとたくさん言っていただけたので、和のテイストも絶対に入れたいと思っていました。浴衣姿と、浴衣の下に下着をつけたカットがあるんですけど、雰囲気のある旅館で撮影して、すごくいい仕上がりになったと自分でも思っているので、楽しみにしてほしいです」

――写真集のタイトルの「遊泳禁止」。秋元康先生がタイトル、帯、表紙を選んでくださったそうですが、「遊泳禁止」に込められた思いを沖さんはどのように捉えていますか?

「タイトルが全部漢字なのにもすごく惹かれていて、『禁止』というフレーズも自分っぽいのかなと思いました(笑)。『遊泳禁止』は秋元先生の作詞の中にたくさん出てくる言葉で、『さよならクロール』(AKB48)とか『さよならサーフボード』(AKB48)みたいな海がテーマの曲には『遊泳禁止』が入っていると聞いたので、思い入れができました」

――帯コメントに書かれている「沖侑果の可憐な微笑みは、南の島の透き通る海のようだ。あまりに、ピュアなので、当面の間。遊泳禁止にするらしい」という内容も、印象的でした。

「メンバーからも『(沖ちゃんは)ピュアなんだ』と反応はもらいました。ちょっと『ピュア?』って疑問形だったので、ツッコミかもしれないです(笑)。でも、感想をもらえるのはすごくうれしいです」

――今回の写真集の自己採点は?

「うーん、点数は…500点! どんどん上がっていく(笑)」

――今回写真集の夢を実現したこともあって、沖さんはSTU48内で中心メンバーの地位をさらに確立したと思います。今後の意気込みを訊かせてください。

「自分の目標を口にして、それが叶ったのが今回初めての経験でした。写真集を出せたことは、自分の中で大きな自信になりましたし、モチベーションにもなりました。新たに3期研究生が14人加入して、大人数のグループになったなかで、私は比較的年齢も上のお姉さんの立場。この写真集を機に、もっともっとグループを引っ張っていけるような存在になれたらいいなと思っています。次の目標はセンターになること。それを叶えられるように頑張ります!」

□沖侑果(おき・ゆうか)1999年12月1日、岡山県出身。STU48ドラフト3期生。シングル選抜、課外活動ユニットの「勝手に! 四国観光大使」と「MiKER!」を兼任するなど、フル稼働でグループを力強く支える中心メンバー。写真集の撮影に臨むにあたっては週2でジムに通い、“途中経過”をファンに報告しながらボディメイクを仕上げた。

次のページへ (2/2) 【写真】STU48沖侑果のインタビューアナザーカット
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