岡田准一、藤井道人監督との“初タッグ”で厚い信頼「映画界の光を感じた」
俳優の岡田准一が26日、都内で行われた映画『最後まで行く』(5月19日公開)の完成披露舞台あいさつに出席。藤井道人監督の作品に初めて参加し、感想や手応えを語った。
渡された台本は「言うことがない」「考え抜かれた本」と絶賛
俳優の岡田准一が26日、都内で行われた映画『最後まで行く』(5月19日公開)の完成披露舞台あいさつに出席。藤井道人監督の作品に初めて参加し、感想や手応えを語った。
2014年に公開された韓国の大ヒット映画を、藤井道人監督がリメイクした『最後まで行く』は、ひとつの事故を発端に、極限まで追い詰められていく刑事の姿を描く。岡田は藤井組初参加で初主演を務めた。
藤井より年上になるが、岡田は「こんなに信頼できて、芝居や映画を愛している監督。自分以上にこんなに考えている監督には信頼しかない。藤井監督が率いるチームは全員が面白い。それをまとめきれていて、ニュージェネレーションの映画監督で映画界の光を感じた」と初タッグでも厚い信頼を寄せていた。
また、渡された台本は「言うことがない。それくらい考え抜かれた本だった」といい、「やる前から“いい匂い”がした。僕で言うと『木更津(キャッツアイ)』とか『SP(警視庁警備部警護課第四係)』とか『永遠の0』とか、これは話題になる、面白いのができるっていう匂いがあったりするんですけど、同じようなものを感じた」と台本の段階から手応えを感じていたという。
主演を岡田に据えたのは藤井監督で、「10代の頃からずっと憧れの存在。10代のころは『学校へ行こう』だったり『木更津キャッツアイ』だったり、どちらかと言うとキュートな岡田さんを追いかけていた。最近は“日本代表”っていうのが多かったけど、今回の映画ではキュートな岡田さんが撮りたかった」と説明。現場で岡田は“兄貴”だったと明かし、「全員を引っ張ってくれるような兄貴で、楽しく夢のような時間だった」と振り返った。
舞台あいさつにはそのほか、綾野剛、広末涼子、磯村勇斗、柄本明が登壇。藤井監督は台湾からのリモートで参加した。