映画『名探偵コナン』最新作、シリーズ歴代1位の好スタート 公開から3日で興収31億円

14日~16日の映画動員ランキングが17日に発表され、劇場版シリーズ26作目となる『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』(東宝)が、今年最高のオープニング成績をあげ初登場1位に輝いた。

『名探偵コナン 黒鉄の魚影』が初登場1位に(写真はイメージ)【写真:写真AC】
『名探偵コナン 黒鉄の魚影』が初登場1位に(写真はイメージ)【写真:写真AC】

『THE FIRST SLAM DUNK』が根強い人気

 14日~16日の映画動員ランキングが17日に発表され、劇場版シリーズ26作目となる『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』(東宝)が、今年最高のオープニング成績をあげ初登場1位に輝いた。

 初日から3日間で動員217万6400人、興収31億4600万円を記録し、シリーズ歴代1位のヒット作である前作『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』(興収97.8億円)対比で164%のスタートとなっている。

 世界中の警察が持つ防犯カメラをつなぐ海洋施設「パシフィック・ブイ」を舞台に、黒ずくめの組織に誘拐された女性エンジニアを巡り、コナンが奔走する。監督は2018年公開の『名探偵コナン ゼロの執行人』を手がけ、現在『BLUE GIANT』も大ヒット中の立川譲。声の出演は高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、林原めぐみらレギュラー陣に加え、「パシフィック・ブイ」の局長・牧野洋輔役で俳優の沢村一樹が参加している。

 なお、公開初日には全国10都道府県18劇場で0時から“世界最速上映”が行われ、初日アンケートによると満足度も「非常に良かった」「良かった」を合わせて98%と高い数値を示している。

 2位には、公開3週目に一旦順位を落としたものの、5週にわたり1位を獲得していた『映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』(東宝)が、週末(金・土・日)3日間で動員10万2000人、興収1億2700万円を記録。累計成績は動員337万人、興収40億円を突破した。

 3位は、前週よりワンランクダウンとなった『わたしの幸せな結婚』(東宝)が週末3日間で動員7万人、興収9800万円をあげて続いた。累計成績は動員176万人、興収23億円を突破している。

 4位と5位は前週と変わらず、『シン・仮面ライダー』(東映)と『THE FIRST SLAM DUNK』(東映)が並び、根強い人気を見せている。

 このほか、円谷プロダクションによるアニメーション『グリッドマン ユニバース』(東宝映像事業部)が再びトップ10内に返り咲き、6位となった。

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