片岡鶴太郎、読経に「飽きなかった」 特徴を分析「音楽性もパフォーマンスもある」

俳優の片岡鶴太郎が16日、東京・高円寺にある長善寺(日蓮宗)で行われた「お江戸の伎芸天 開眼法要」に登場した。当日は日本では奈良の秋篠寺に次ぐ2体目、東日本では初となる技芸修達の神様「伎芸天」のお披露目も行われた。

「お江戸の伎芸天 開眼法要」に登場した片岡鶴太郎【写真:ENCOUNT編集部】
「お江戸の伎芸天 開眼法要」に登場した片岡鶴太郎【写真:ENCOUNT編集部】

東京・長善寺で「お江戸の伎芸天 開眼法要」

 俳優の片岡鶴太郎が16日、東京・高円寺にある長善寺(日蓮宗)で行われた「お江戸の伎芸天 開眼法要」に登場した。当日は日本では奈良の秋篠寺に次ぐ2体目、東日本では初となる技芸修達の神様「伎芸天」のお披露目も行われた。

 技芸に長けた天女である「伎芸天」は、諸芸成就・福徳円満の功徳が有るとされることから芸能関係、アーティスト、クリエイターからのあつい信仰を集めている。今回、長善寺では新型コロナウイルスの終息を発願して、大仏師である向吉悠睦の手による「伎芸天」を建立した。

 鶴太郎は、師匠にあたる故・片岡鶴八さんが高円寺に住んでいたことが縁で、来賓として出席。「毎日、高円寺に通っていたころから50年たちます。芸人としてスタートした地が高円寺であります。私にとりまして、高円寺は女神の地でございます。非常に深いご縁を感じております。今日はお姿を拝見して、素晴らしい作品だと思いました。機会がありましたら『伎芸天』のお姿を絵にしたいと思っております。皆様方のご健勝をお祈り申し上げます」とあいさつした。

 当日はお笑いタレントのみほとけ、コラアゲンはいごうまんも出席。読経、祈とう、東京阿波おどり連協会に所属の「天翔連」による阿波おどりの仏前奉納も行われ、3人が連とともに阿波おどりを披露した。

 囲み取材にも登場した鶴太郎は「秋篠寺にしかなかった『伎芸天』が高円寺の長善寺にも奉納されたということで、とてもうれしく感じますね。写真集などで拝見したことがあって、美しいお姿に一度はおうかがいしたいと思っていたんですが、なかなか機会がなかった。今回、こういった機会をいただいて、大変うれしく思っております」と語り、「私の実家は浄土真宗でして、そちらのお経はシンプルで静か。こちらの読経は素晴らしかったですね。ポップというかかっこよかったですね。音楽性もあるしパフォーマンスもあるし、全然飽きなかったですね」と感想を述べた。

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