山田裕貴「砂漠に」赤楚衛二「樹海や崖に」上白石萌歌「喉を乾かせ」 過酷サバイバル撮影を語る

俳優・山田裕貴(32)主演で21日にスタートするTBS系連続ドラマ『ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と』(金曜午後10時)の制作発表会見が15日、東京・赤坂の同局で行われた。山田に加え、赤楚衛二、上白石萌歌らメインキャストが登壇した。

『ペンディングトレイン』制作発表会見に出席した山田裕貴(中央)ら【写真:(C)TBS】
『ペンディングトレイン』制作発表会見に出席した山田裕貴(中央)ら【写真:(C)TBS】

TBS系連続ドラマ『ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と』制作発表会見

俳優・山田裕貴(32)主演で21日にスタートするTBS系連続ドラマ『ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と』(金曜午後10時)の制作発表会見が15日、東京・赤坂の同局で行われた。山田に加え、赤楚衛二、上白石萌歌らメインキャストが登壇した。

ゴールデンプライム帯(GP帯=午後7時~同11時)の連ドラ初主演で、人気スタイリストの萱島直哉を演じる山田は「本当に本当に楽しみです。『見てもらったら、広まっていくんだろうな』という作品になったと思います。よろしくお願いします」と言い、頭を下げた。

同作は、都心へ向かう電車の一両が未来の世界にワープし、乗客のサバイバル生活が始まるというオリジナル作品。撮影は過酷なようで、山田は「ロケである砂漠に行きました。ドラマというパッケージで『こんなところに行けるんだ。日本のドラマ、まだまだやれるんだ』と思いました。ありがたいです。日本に砂漠があるって初めて知りました」などと振り返った。

消防士の白浜優斗を演じる赤楚は、「山田裕貴です」と小ボケ。山田からすぐに「赤楚衛二だろ」と突っ込まれていたが、やはり、撮影の過酷さを口にした。

「樹海や崖に行ったりでハードでした。スタッフさん、僕らも体張ってはっているので、全部を見てほしいです。画の力を」

高校の体育教師・畑野紗枝役で出演する上白石は、サバイバルの役作りで、撮影前は水や食料をなるべく摂取していないことを明かした。

「演じるというよりは、役と同じような精神状態にするため、撮影前は喉を乾かせたり、お腹を空かせいたりしています。それぐらいストイックにやっているので臨場感を感じてもらえると思います。なので、(撮影後)お水を飲んだりするとすごく感動します。いつも以上に、食べるものがありがたく感じます」

文字通り、体当たり撮影の合間に行われた発表会。山田は最後に作品のアピールポイントを聞かれると、真剣な表情で言った。

「このドラマの登場人物は捉え方によって印象が変わります。(主人公の)直哉もよく分からないキャラクターですが、僕は光の当たらない人を救えるドラマになって、(直哉が)代弁者になるキャラクターになってほしい。今はSNS社会になっていますが、イメージだけで判断せずに心でコミュニケーションが取れる人が増える世の中になってほしい。そんな祈りのような作品です。見守ってください」

なお、会見には古川琴音、井之脇海、なにわ男子の藤原丈一郎、日向亘も出席した。

次のページへ (2/2) 【写真】『ペンディングトレイン』制作発表会見の実際の様子
1 2
あなたの“気になる”を教えてください