内山高志氏、デビュー戦の那須川天心を高評価も「あそこまで当てるなら倒しきらないと」

那須川天心(帝拳)が8日、東京・有明アリーナで行われた日本バンタム級2位・与那覇勇気(真正)とのスーパーバンタム級6回戦で3-0の判定勝ちを収めた。試合直後、プロボクシングの元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者・内山高志氏が自身のYouTubeチャンネルで感想を口にしている。

那須川天心【写真:ENCOUNT編集部】
那須川天心【写真:ENCOUNT編集部】

スーパーバンタム級6回戦で3-0の判定勝ち

 那須川天心(帝拳)が8日、東京・有明アリーナで行われた日本バンタム級2位・与那覇勇気(真正)とのスーパーバンタム級6回戦で3-0の判定勝ちを収めた。試合直後、プロボクシングの元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者・内山高志氏が自身のYouTubeチャンネルで感想を口にしている。

 圧倒的な内容で完封した天心。キックボクサー時代から得意の右のリードジャブが序盤から生き、相手を翻弄(ほんろう)した。2Rには右フックでダウンを奪った。攻撃を見切り、自身は一方的にパンチを当てていった。

 観戦した内山氏は「天心、強かったですね。でも、あそこまで当てるなら倒しきらないとダメかなと思ったんですよね。与那覇選手がもう少しひねりあるのかと思ったらずっと同じペース。そこはもう少しリズムを変えたりとかあってほしかった。結果的に天心の上手さが光った試合」と感想を語る。

 また「天心の上手さが出ちゃった。与那覇選手は距離がもう作れなかったですね。それだけ天心がうまかったというのはありますけど。あと必要なのはパワーですね。でも面白い試合だった。これから次の彼の成長に期待したいと思います。とにかく天心選手、見事なデビュー戦、おめでとうございました」と口にした。

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