【ほぼ全文レポ】Snow Man「ジャニーさんと滝沢くんがいてくれたから、今の自分やこの作品がある」

Snow Manが7日、東京・新橋演舞場で『滝沢歌舞伎ZERO FINAL』のゲネプロを報道陣に公開し、初日前会見を行った。

『滝沢歌舞伎ZERO FINAL』のゲネプロと初日前会見を行ったSnow Man【写真:ENCOUNT編集部】
『滝沢歌舞伎ZERO FINAL』のゲネプロと初日前会見を行ったSnow Man【写真:ENCOUNT編集部】

Snow Manが初めて演出を担う

 Snow Manが7日、東京・新橋演舞場で『滝沢歌舞伎ZERO FINAL』のゲネプロを報道陣に公開し、初日前会見を行った。

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 2006年に誕生した『滝沢演舞城』は、19年に『滝沢歌舞伎ZERO』としてさらなる進化を遂げ、これまで本シリーズに出演を重ねてきたSnow Manへと主演が引き継がれた。また、20年には『滝沢歌舞伎ZERO 2020 The Movie』として映画化を果たし、興行収入21億円を超える大ヒットを記録。今年は、Snow Manが初めて演出を担い、『滝沢歌舞伎ZERO』のファイナルを飾る。

――一言ずつあいさつを。

岩本照「Snow Manの岩本照です。皆様お忙しい中ありがとうございます。本日はよろしくお願いします」

深澤辰哉「深澤辰哉です。本当に皆さんお忙しい時間…お忙しい時間? に、たくさんの皆さんに見ていただけて、本当に嬉しいです。最後までよろしくお願いします」

ラウール「Snow Manのラウールです。注目してくれて、いつもありがとうございます。よろしくお願いします」

渡辺翔太「渡辺翔太です。本日は観劇いただき、ありがとうございました。そして、会見の方もよろしくお願いします」

向井康二「Snow Manの向井康二です。記者会見ということで、『滝沢歌舞伎ZERO FINAL』についてのトークを楽しくやっていけたらいいなと思いますので、最後までよろしくお願いします」

阿部亮平「Snow Manの阿部亮平です。本当にいい舞台だと、僕たちも思っておりますので、どうかたくさん取り上げていただけたら嬉しいなと思います。よろしくお願いします」

目黒蓮「Snow Manの目黒蓮です。本日はお集まりいただいていて、すごく嬉しく思っています。今日は最後までよろしくお願いします」

宮舘涼太「Snow Manの宮舘涼太です。本日はお忙しい中、お集まりいただき、ありがとうございます。短い間ですが、最後までよろしくお願いいたします」

佐久間大介「Snow Manの佐久間大介です。本日は集まっていただき、ありがとうございます。いっぱい撮っていただいて、いろんなところでいっぱい使ってください。よろしくお願いします」

――初日を迎えるにあたって、今の気持ちは。

岩本「リハーサルを経て、こうやってゲネプロを皆様に見ていただいて、明日から初日がいよいよ始まるんだなっていう。高揚感とワクワク感とちょっと寂しさっていう。僕たちに限らず、『滝沢歌舞伎ZERO』の前からの歴史を知ってくださっているスタッフさんや見てくださるお客様と同じ気持ちを共有した状態で、ここからの1か月間が始まるっていう楽しみでいっぱいです。今回自分たちがやらせていただいた演目に滝沢くん(=滝沢秀明氏)がやっていた演目に挑戦させていただいているので、それぞれ難しさかつ面白さもあるんじゃないかな、と思います」

――演出へのこだわりは。

深澤「僕たちができる限りの演目は全て詰め込んだかなと思っているので、たくさんの人に早く見てもらいたいです」

佐久間「オープニングの『春の踊り』からの『いにしえ』は、滝沢くんがやられていたもので絶対にやりたいと話していて、一番最初に決めました。そのときの照明にも雰囲気や思いを乗せていて、グッときます。昔から応援していただいる方は『なつかしい』、初めての方は『新しい!』と思っていただけると思います」

渡辺「心のなかで『言われちゃったなぁ』って思っていたんですけど。『春の踊り』と『いにしえ』は、タッキー(=滝沢秀明氏)が客席の上をフライングしていた演目なんです。それを、今回も照明さんがいかにもタッキーが飛んでいるかのように演出してくれているんです」

佐久間「(ジャニーズJr.だった僕たちが、フライングする)タッキーをキャッチするっていう流れを、今回は照明と手の動きで……全部言っちゃった」

ラウール「タッキーを感じさせるくらいにね」

渡辺「言っちゃったね。でも、お客さんにはわかるかわからないかくらいの演出を考えて、舞台に立つ思いをとうしゅうしています。気づいた方は、通のお客さんかなって」

向井「『いにしえ』は言っちゃったから……。個人的なので言うと、だてさん(=宮舘)と『五右衛門ZERO』っていう演目でシンメをやらせてもらっているんです。このなかで歌舞伎を経験しているだてさんとのシンメは緊張しちゃうんです。だから、見栄えが良くなるように、腹ぶとんを入れています。スタッフさんに『大きすぎるので抜きますか?』って聞かれたんですけど、『いや、入れといてください』って。ほんの気持ちね、体格を盛ってます!」

阿部「今までの『五右衛門ZERO』と『男と女の舞』もありますし、歴代の演目をメドレーで詰め込んでいるものをお送りしています。僕たちがバックについていたころの演目もあって、それを自分たちがやるっているのが感慨深いです。メンバーが目立っていると『懐かしいな』って感じられるところがありますので、相当の見どころになっていると思います」

佐久間「これですよ、見ましたか、みなさん。阿部のここが見られましたよ! (腕を叩く仕草)」

深澤「すべていいんですけど、『Memories』っていう演目が最後にあって。滝沢歌舞伎を語る上でSnow Manって欠かせないし、Snow Manにとっては滝沢歌舞伎が欠かせないので、僕たちにしかできないパフォーマンスかなと。そこはちょっと見てもらいたいなって思っております。この話題はね、使えるんだよね」

向井「使えるけど、パンチが弱いね(笑)」

阿部「でも、あの演目にSnow Manの歴史が詰まっているよね」

目黒「オープニングの『春の踊り』と『いにしえ』っていう2曲は絶対に入れたいっていう気持ちがあって。それはみんな一緒だと思うんですけど、その中でも僕は個人的にすっごい特別な思いになる瞬間があって。みんなにも言ったことないんだけど、『いにしえ』のイントロの振り付けは、僕がまだSnow Manに入る前のジャニーズJr.だった時ぶりに踊ったんです。Snow Manだけがやる振り付けを、ずっと当時『かっこいいな』って見ていたんです。それを、今回自分ができているんです。それが感慨深くて、すごく特別なんです。ありがとうね、みんな」

岩本「僕は『変面』ですね。今までは6枚が最高だったんですけど、今回は滝沢くんとタイの8枚にさせていただいて。2018年に滝沢くんが最後にやった曲と同じ曲も使わせていただいているっていうところが見どころかなと。かつ、その時代を知っている人も知らない人も「おっ!」ってなってもらえるワンシーンなのかなって思います。あとは、個人的に8枚の変面はメンバーカラーにさせてもらっています。あとは、滝沢くんがどういう気持ちでやっていたのかなとか。当時の僕はジャニーズJr.で滝沢くんの横にいた側だったので、不思議だなって思いながら、いろんな思いを抱えながらやらせてもらっています」

ラウール「僕は、『腹筋太鼓』ですね。形式は変わっていないんですけど、僕が初めて出た時は15歳のうすーい体で叩いていて、年々厚みが出てきたのかなと。その成長を感じていただけたらうれしいなって、力が入ります。あと、後ろについてくださっているみなさんに向けて、Snow Manのメンバーが本番前に喝を入れているシーンを今朝見たんです。それがテンションあがりました。メンバーが後輩たちに喝を入れているところを見て、僕も引き締まりました」

目黒「僕から一つ言えるのは、僕がジャニーズJr.として出ていたときに渡辺くんはすごく怖い先輩だったんです。それが、今日はすごく丸くなって、ステージにいたんだよね(笑)」

ラウール「『怒られるの、かわいそうだからね』って話していたよ。丸くなったよね。今は岩本くんが、リーダーとして後輩への喝も率先して入れてくれています」

岩本「『あの時に、あの言葉を伝えておけばよかった』っていう後悔だけはしたくないので。みなさんが「『滝沢歌舞伎ZERO FINAL』に出てよかった」って思える瞬間がたくさんある作品だと思うので、全力でぶつかっています。だから、僕は一番ビビられているとは思います(笑)」

――おまたせいたしました、だてさま。

宮舘「ねー、すごく待ちましたね」

佐久間「ここから2時間くらい使いますよ(笑)」

宮舘「すべてにおいてこだわりはあると思うんですけど。僕としては、『仇討ち』という演目の最後の、階段から落ちるシーンですね。体感では6mくらいあるんですけど、阿部を見て深澤を見て最後に刀を見て、クッと気合いを入れて飛び込むようにしています」

ラウール「すごいよね、あれ。あれは、飛び込んだときに下にクッションとかあるの?」

宮舘「あるよ!」

佐久間「言うんだね(笑)」

宮舘「俺もね、人だよ? たくさんのスタッフさんの方が支えてくださっているので、安心して飛び込めています」

向井「すごい語ってるけど、このシーンについてのエピソードがあるんですよ。僕はなにもお願いしていないのに、だてさんから『見せたいものがある』って言われて。携帯をね、僕の方に見せてきたんです。その階段から飛ぶシーンで、わざわざ自分で編集したんだろうね、飛ぶところがスローになっている映像があったの(笑)」

宮舘「はい、これ違います! 向井さん、すべて話を盛っています! 『見せたいものがある』なんて言っていません。僕はスッと携帯を、向井に向けただけです。見るかどうかは、向井次第です」

向井「一緒やん! そんなんずるいやん!」

宮舘「なおかつ、この映像は阿部が撮ってくれて、阿部が編集してくれたんです」

阿部「このシーンのファンだからね!」

向井「でも、にやにやしながら見せてくれたからね」

――滝沢秀明氏にも見に来てもらいたいですか。

佐久間「来てほしいですね」

ラウール「どうやって来るのかな。映像とか?」

佐久間「飛んでくるんじゃない!?」

深澤「ライブビューイングもありますから。本当は生で見てほしいですけどね」

ラウール「目の前にいたらどうする?」

佐久間「ステージに立っていても、足だけ震えてると思う(笑)」

渡辺「でも、いつも通りダメ出しをもらいたいですね」

目黒「あとは、成長してきた僕たちを見てほしいです」

ラウール「ツイッターに感想書いて広めてほしいです。フォロワーも多いみたいだし、ハッシュタグもつけてもらって。ハッシュタグは『#滝沢歌舞伎ZERO最高』で」

向井「書きそうやな(笑)」

――ジャニーさんへも一言お願いします。

岩本「ジャニーさんも大好きだった舞台の1つでもありますし、ジャニーさんと滝沢くんくんがいてくれたから、今の自分たちやこの作品がありますし、多分ジャニーさんも見に来てくれると思うので。一公演一公演、一瞬一瞬に感謝の気持ちを込めて、お客さんに愛を届けたいという思いをキャストスタッフ一同思っていると思います」

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