レクサス&ゲレンデ「家計が鬼ハードモード」 納車3台待ちに驚愕…節約生活の実態、妻の理解は?
「新型車大好き貧乏30代社畜」。自らをこう名乗り、“常に納車待ち”のカーライフを送っている愛好家がいる。愛用しているベンツGクラス(通称:ゲレンデ)に加えて、このほど、1年半待って、高級ブランドのレクサスLXが待望の納車。「家計が鬼ハードモード」というが、徹底した節約生活で乗り切る覚悟という。家族3人を支える一家の大黒柱・38歳男性会社員の“素顔”とは?
レクサスLX600&メルセデスベンツG400d、さらにレクサスNXとシエンタを所有 そして3台納車待ち
「新型車大好き貧乏30代社畜」。自らをこう名乗り、“常に納車待ち”のカーライフを送っている愛好家がいる。愛用しているベンツGクラス(通称:ゲレンデ)に加えて、このほど、1年半待って、高級ブランドのレクサスLXが待望の納車。「家計が鬼ハードモード」というが、徹底した節約生活で乗り切る覚悟という。家族3人を支える一家の大黒柱・38歳男性会社員の“素顔”とは?
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「ついにレクサスLX納車されましたー! 盗難防止にセキュリティも組みます」。今年3月下旬、男性オーナーは喜びのツイートを投稿した。黒光りのオーラを放つレクサスとゲレンデ。4.2万件の閲覧数を記録し、「圧倒的存在感ですね!」「社畜でこの2台体制は恐れ入ります…」「2台ともかっこいい」などの反響が寄せられた。
男性オーナーは、国内外のリゾートやゴルフ場開発の関連会社に勤務。株や投資、副業は「していません」。NISAとiDeCoはやっているという。
さて、新型ホヤホヤの愛車の情報を聞いてみると、「2023年式レクサスLX600で、オプションやカスタム込みで1550万円です。手元に来るまで1年半ほど待ちました」。ゲレンデのほうは「22年式メルセデスベンツG400dで、オプションやカスタム込みで1750万円です。手元に来るまで2年ちょっと待ちました」。驚くのは、“まだある”ということだ。「他にも2台クルマ(レクサスNX、シエンタ)を持っています。また、現在長期の納車待ちのクルマが3台あります」。待っているのはレクサスRX、アルファード、プリウスだそうで、まさに、筋金入りの“納車マニア”だ。
一般サラリーマン家庭には、これだけの自動車の購入・維持は、さぞかし大変だろう。奥様の反応はどうなのか。「妻も自分も、かばんや時計などの高級ブランド品に一切興味がなく、服はユニクロなどで購入しています。生活費と家賃さえ毎月振り込みすれば、夫のどんな高額なクルマにも文句を言わないと断言している、かなり理解のある妻です。代わりに妻の買物にも自分は口を出さないようにしています。ワガママな自分に黙々と付き合ってくれる妻には感謝しています」。並々ならぬ感謝の思いを明かす。
気になるのは、家計のやりくりだ。節約生活の工夫について教えてもらった。
「妻は育休中ですが、この4月から復職予定です。盗難対策の駐車場に加えて、盗難率が高いクルマなので高額な自動車保険、ローン、ガソリン代など、毎月かかる維持費はかなり高いです。家計簿をつけながら、ふるさと納税をフル活用して、食材費を減らしています。また、クルマを複数台所有することで、外食に行くことは減りました。たまに外食したとしてもチェーン店やフードコートがほとんどですし、ネットの割引クーポンを使ったりしています。スーパーマーケットでも同じ物なら割引シールが貼られた商品を買っています」。涙ぐましい努力がある。
大学時代からクルマにハマり、愛車歴はこれまで30台以上を数える。「いつかは高級車に乗ってやる! と目標を決め、大学生の時は週6でバイトして働いてきました。苦労して手に入れたクルマと撮った写真は思い出となり、写真を見返すたびに、その頃のツラさや楽しかったことを思い出させてくれます」。社会人になり、パパになった今は「クルマの変化とともに、子どもの成長が分かるので幸せです」といい、「理想のカーライフは趣味のクルマを仕事にできれば幸せだろうなと思いながら、全く異なる業種の会社員を続けています」と語る。
大切な家族のためにも仕事に邁進(まいしん)。納車待ちは自らの最大のモチベーションになるそうで、「年収を超える自動車を契約する際は、契約書に署名する手がいつも震えます。自分にとってクルマを買うことは、仕事を頑張るためのカンフル剤と思っています。どんなに仕事がツラくても、来月には納車が待っている! と思うと仕事を頑張らざるを得ないので」。その次の“納車候補”はどんなクルマになるのか。また聞いてみたい。