Mr.平成仮面ライダー・高岩成二がドラマ主演 共演のケイン・コスギ「プロ中のプロ。必死で付いていこうと…」
俳優の高岩成二が4日、都内で行われたドラマ『グッドモーニング、眠れる獅子2』(Lemino・ひかりTVにて4月12日より配信)先行上映会舞台あいさつに登場した。当日は、共演者の賀集利樹、半田健人、出合正幸、ケイン・コスギ、小栗有以、坂本浩一監督が登壇し、同作をアピールした。
スーツアクター・高岩のもとにレジェンド特撮俳優が集結
俳優の高岩成二が4日、都内で行われたドラマ『グッドモーニング、眠れる獅子2』(Lemino・ひかりTVにて4月12日より配信)先行上映会舞台あいさつに登場した。当日は、共演者の賀集利樹、半田健人、出合正幸、ケイン・コスギ、小栗有以、坂本浩一監督が登壇し、同作をアピールした。
同作では、シリーズ第1弾に続き、平成版「仮面ライダー」20作品中18作品で主役ライダーのスーツアクターを務めた高岩が主演を務める。今回はアクションシーンがパワーアップしているが、高岩が「それぞれアクション場としては大変だったんですけど、賀集とはガンアクションになっているのですが、僕はあまりガンアクションの経験がないので、そこはちょっと大変だったかな」と語った。賀集が「僕は高岩さんに委ねてましたが……」と返すと、高岩は「バカ野郎!」とツッコミ、会場の笑いを誘った。
前回は椿隆之、井上正大、西銘駿、佐野岳らが出演したが、今回はレジェンド特撮俳優の賀集、半田、出合、ケインが集結。「仮面ライダー」「スーパー戦隊」「ウルトラマン」の3大特撮で変身の偉業を成し遂げたケインについての話題が上がると、高岩は「ケイン君はバリバリのカリフォルニアアクションだから。僕とはスタイルが違う。彼の若い頃はスピードのアクションだったのですが、お年を召されてから重みが加わってきたので、めちゃくちゃこわかったです」と振り返った。ケインは「高岩さんがプロ中のプロなので、必死でついていこうと……」と話すも、高岩は「必死なのは俺だ!」と返し、会場を沸かせた。
過去に「仮面ライダー555」の仮面ライダーファイズ役を演じた半田は「僕がやっていた乾巧(ファイズ)という役は戦意がないんですね。あまりね。平和のために尽くそうという気持ちが低かったので、その投げやりの感じを高岩さんに演じていただきましたね。『ガラじゃねえんだよ』とか言いながら、ベルトを置いたシーンがありましたから」とライダー時代のエピソードを明かしつつ、「今回僕は、簡単な企画書と高岩さんの主演映画と聞いて、それだけで『出させてください』とお返事をしました。僕も若かったことと、高岩さんに緊張してたこともあって、満足なコミュニケーションを取れてなかった。違った形でいい関係になれたらということでお受けいたしました」と出演の経緯を語った。
さらに高岩は、「それぞれスタイルが違っているので、そこも含めて楽しんでくれれば。随所に、特撮ネタが隠れています。前作に続いて出演していただいている方もいます。また、親子共演もしてますのでちょっと探してみてください」と同作をアピールした。
同作は人生賛歌の痛快アクションムービー。元・傭兵だが現在はデリバリーのアルバイトを勤める九條和真(高岩)はひょんなことからキッチンカー「オアシス」の店主・柚木朱音(小栗)と出会う。朱音は蒸発した父親の借金の返済に追われており、九條は見習いシェフとして、朱音を手伝うことになる。