極楽とんぼの加藤浩次（53）が31日、MCを務めてきた日本テレビ系『スッキリ』（月～金曜午前8時）の最終回に出演し、エンディングであふれる思いを語った。

誰もがアッと驚く夢のタッグ…キャプテン翼とアノ人気ゲームのコラボが実現

「感謝しかないです。お世話になりました。考えてみたら、19歳のときに15万円だけ握りしめて東京に出てきました。それから34年で、半分の17年を『スッキリ』で過ごしてきました。昔はアイドルをぶん投げたりしていましたが、この17年でむちゃくちゃ更生したと思います（笑）。でも、17年という月日で時代が変わり、スッキリの役割も果たしたと思います。最後に自分に言いたいと思います。『17年間、できるの、当たり前じゃねえからな！』」

　最終回は、番組テーマソングを担当してきた東京スカパラダイスオーケストラの生演奏でスタートした。加藤は「イエーイ！」と言いながら登場し、「朝からバッチリ目が覚めましたよ。生演奏で」と声を弾ませた。その後、エレファントカシマシの宮本浩次も出演。東京スカパラダイスオーケストラとの共演などで生歌を披露した。

　また、今月25日に俳優の中村倫也との結婚を発表した同局の水卜麻美アナウンサーがゲスト出演した。水卜アナは2017年10月から21年3月まで同番組のサブMCを務めており、加藤から「あっ、おめでとう」と声を掛けられると、「加藤さん、お疲れさまでした」。続けて、「水卜ちゃん、頑張ってよ。（『ZIP！』が）1時間延びるんだから」と言われると、「頑張ります！」と応じていた。

『スッキリ』は06年4月にスタート。この日をもって17年間の放送を終了した。4月3日からは、『ZIP！』（月～金曜午前5時50分）が1時間延長となり、新番組『DayDay．』（月～金曜午前9時）も始まる。同番組のMCは、2月末でNHKを退局した武田真一アナと南海キャンディーズの山里亮太が務める。