定番菓子で手軽に作れる“ポテトサラダ”が大好評「空腹を刺激」 作り方のコツをメーカーに聞いた

徐々に暖かくなり、行楽やピクニックが楽しめるようになってきた春の季節。ネット上では、家庭で簡単に作れる一品、キャンプのお供として、定番お菓子のアレンジが話題を呼んでいる。「じゃがりこ」をお湯に浸すだけで作ることができる「じゃがりこポテトサラダ」(じゃがりこポテサラ)だ。ある意味、“公認”となっている、ひと工夫の食べ方。製造・販売元のカルビー株式会社に、“ポテサラ化”する仕組みや、おすすめの作り方を教えてもらった。

じゃがりこポテトサラダがすっかり定番化している【写真:ENCOUNT編集部】
じゃがりこポテトサラダがすっかり定番化している【写真:ENCOUNT編集部】

「じゃがりこポテサラ」手軽な時短料理としてじわじわ注目 「耐熱容器に移してから」の注意点

 徐々に暖かくなり、行楽やピクニックが楽しめるようになってきた春の季節。ネット上では、家庭で簡単に作れる一品、キャンプのお供として、定番お菓子のアレンジが話題を呼んでいる。「じゃがりこ」をお湯に浸すだけで作ることができる「じゃがりこポテトサラダ」(じゃがりこポテサラ)だ。ある意味、“公認”となっている、ひと工夫の食べ方。製造・販売元のカルビー株式会社に、“ポテサラ化”する仕組みや、おすすめの作り方を教えてもらった。

「じゃがりこで作るポテサラ美味しすぎた」「超簡単」「空腹を刺激される」「キャンプ飯として じゃがりこ+お湯で簡単お手軽ポテサラにしてました」「キャンプの朝ご飯にかなり使えるメニュー」。ネット上では、絶賛の声が寄せられている。

 夕飯のおかずの一皿やキャンプ飯として活用していることを紹介するツイートが見受けられる。調理の手軽さが、忙しいママやキャンプファンの心をつかんでいるようだ。

 ENCOUNT編集部は、実際に作ってみた。買ってきたじゃがりこサラダ Lサイズを粗く砕いて器に移し、お湯を適量注ぐ。数分置いておくだけで、ポテトサラダが完成した。おなじみの味付けが口の中に広がり、もふもふの食感が楽しめた。

 カルビーの担当者に反響の受け止めを聞くと、「じゃがりこは『カリッサクサク』の食感を一番の特徴とした商品ではございますが、お湯を入れることでポテトサラダが作れることもまた、じゃがりこのユニークな特徴と捉えておりますので、好評をいただいておりましたら幸いに思います」と回答。

 手軽な調理がウケていることについては、「ポテトサラダはジャガイモから作ると手間のかかる料理ですが、じゃがりこを使っていただくことで、時短になる、という声もお聞きします。忙しい中での調理の助けになっているのであれば、非常にうれしいことと思います」と語る。

 そもそも、スナック菓子のじゃがりこにお湯を浸すと、どうして、ポテトサラダのような形状に変化するのか。その秘密についても“直撃”。担当者は「じゃがりこは生のじゃがいもをふかし、一度マッシュポテトの状態にしてから味付け・成型を行い、フライしております。お湯を入れることで、もとのマッシュポテトに近い状態に戻るというのが理由となります」と教えてくれた。

 一方で、調理の際の注意点も。「じゃがりこのカップは耐熱容器ではございませんので、耐熱容器に移してからお湯をお入れください」とのことだ。気を付けたい。

 じゃがりこポテサラは、キャンプ・アウトドアブームが定着してきた中で、外で遊ぶことの多くなるこれからの季節にぴったりだろう。おすすめのアレンジレシピや作り方のコツも知りたい。

 担当者は「コツは特にありませんが、じゃがりこサラダ1カップ(57グラム)に対して、115㏄の湯量をおすすめしております。お好みに合わせてお湯の量を変えていただいても少し食感が変わりますし、ブラックペッパーなどのスパイスや、シーズニング、パスタソースのようなものを入れていただくと、ひと味違ったポテトサラダをお楽しみいただけます!」。同社の公式サイトでは、じゃがりこサラダ1カップとお湯115㏄の作り方として、じゃがりこを耐熱容器に移してお湯を注いだ後に、「ラップ等でフタをして3分ほど蒸らす」「じゃがりこをつぶしながらよく混ぜる」と紹介している。いろいろな調味料を試すのもよしで、豊富なアレンジを味わえそうだ。

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