平田樹、仕切り直し戦でハム・ソヒに判定負け タックル攻めも決め手欠く【ONE】

格闘技イベント「ONE FIGHT NIGHT 8」(25日、シンガポール・インドア・スタジアム) 第5試合、アトム級、MMA、5分×3R

ハム・ソヒ(右)との仕切り直し戦に挑んだ平田樹【写真:(C)ONE Championship】
ハム・ソヒ(右)との仕切り直し戦に挑んだ平田樹【写真:(C)ONE Championship】

昨年11月に両者の試合は消滅

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 平田樹が、アトム級2位のハム・ソヒ(韓国)との仕切り直し戦で判定負けを喫した。

 両者は昨年11月に行われた大会で対戦予定であったが、平田が計量ミス。キャッチウエイトでの対戦をソヒも拒否したため、試合が消滅していた。

 これまで3度、計量ミスをしている平田は今回余裕でクリア。試合前から引き締まったボディーと落ち着きが印象的だった。

 入場から対照的だった。笑顔が少なかった平田に対し、ソヒはダンスをしながら登場。リラックスしていた。

 プレッシャーを受ける展開が3R通して続いた。平田は何度もテイクダウン狙いタックルを仕掛けていく。

 対するソヒは遠い距離からや、スクランブルで離れ際に的確に打撃を入れていった。2Rからは左ミドルもしっかりと当てていた。

 ソヒの顔には傷ひとつない。両者の差は大きく、終始自分のリズムで戦ったソヒが判定勝ちを収めた。

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