20歳でデビューの27歳レースクイーン・今井みどり、名門で「最後に」 抜群スタイル維持「地道な努力」
自動車レース会場を彩り、選手やファンを元気付ける存在のレースクイーン。日本最大級のカーレース「SUPER GT」で今季、GT500クラスに参戦する名門レースチーム「ARTA(読み方:エーアールティーエー)」をサポートするのが、「ARTA GALS」(エーアールティーエー・ギャルズ)だ。2023年は選ばれし6人が活動する中で、ENCOUNT編集部は、美しさや強さ、おもてなし精神を兼ね備えた彼女たちに“直撃”。新加入となる27歳、今井みどりの魅力に迫った。全6回の4回目。
レースクイーンの名門「ARTA GALS」に新加入 「かっこよく歩く」がモットー 今井みどり
自動車レース会場を彩り、選手やファンを元気付ける存在のレースクイーン。日本最大級のカーレース「SUPER GT」で今季、GT500クラスに参戦する名門レースチーム「ARTA(読み方:エーアールティーエー)」をサポートするのが、「ARTA GALS」(エーアールティーエー・ギャルズ)だ。2023年は選ばれし6人が活動する中で、ENCOUNT編集部は、美しさや強さ、おもてなし精神を兼ね備えた彼女たちに“直撃”。新加入となる27歳、今井みどりの魅力に迫った。全6回の4回目。
2023年シーズンのARTA GALSは、真木しおり、はらことは、沢すみれの3人が引き続き参加。新たに今井、木村理恵、藤井マリーの3人が加わり、6人体制で活動を展開する。
レースクイーン業界に飛び込んだきっかけ。それは「もともとイベントコンパニオンの事務所に入っていて、現場で一緒になる女の子がレースクイーンをしている子が多かったことから興味を持ちました」とのこと。「事務所に入った年の最後にオーディションを受ける機会があり、受かることができて20歳の時にデビューしました! 今回がダメだったら来年受かるよう頑張る1年にしようと思っていたので、とてもうれしかったです」と振り返る。
実はレースクイーンになる前に、自動車関係の仕事に就いた経験があるといい、「輸入車のショールームで受付をしていました! 今振り返ると、ずっと車に携わる仕事をしてきたんだな~と思います。当時はあまり車に興味がなかったのですが、今では身近に車好きな方がいると、レースの話で盛り上がったり、車の話ができて楽しいです!」。“クルマ愛”にも目覚めた。
一見、華やかなレースクイーン活動。その裏には、知られざる努力がある。「私は高いヒールのブーツで早歩きするのがとても苦手なんです。グリッドボード担当で自分の位置まで歩く時は、前を歩いている方と離されないようにすることをすごく意識しています。慌てている様子は見せず、かっこよく歩く、ということも忘れずに歩いています」。プロ意識をのぞかせる。
スタイルを保ち、体型を維持するためのこんな苦労も。「ストレスをためると食に走ってしまうので、ストレスをためないように、定期的に発散しています! あとは胃下垂で少しでも食べるとすぐお腹が出てしまうので、出番が終わるまであまり食べないようにしたり……。地道な努力ですが、継続的に行うことで体型維持をしています」と明かす。
「レースクイーンの見本となれるようになれたらなと思っています」
レースクイーンを続けてきた中で、“これだからやめられない”と思う瞬間とは。
「予選でポールポジションを獲得できるよう願っている時のドキドキ感や、決勝で感動の瞬間に立ち会えたりする時です。そして最終戦では、自分のチームに限らず必ずドラマが生まれるので、感動します。終わってから毎年、改めて『SUPER GT 最高!!』って思っています!」。アツい思いを聞かせてくれた。
そんな今井は、その年の国内主要カテゴリーに登場したレースクイーンの中から、人気No.1レースクイーンを決める「日本レースクイーン大賞」で2021年の大賞受賞の経験を持つ。「日本レースクイーン大賞では、ファンの皆さんと一致団結して臨んだので、受賞できた時にはたくさんの方からおめでとうのコメントをいただきました。大賞受賞という目標を達成できて、後輩などにも尊敬されるレースクイーンになりたいと思っていたので、一歩近付けたかなと思っています。これからもっとレースのよさや楽しさをたくさんの方に広められるよう頑張りたいです!」。
今季加わるARTA GALSとしての目標。そこにも気合が入る。「今シーズンからGT500クラスの2台体制となるARTAのレースクイーンとして、もっともっと盛り上げていけるよう、たくさんPRしたり、私のチーム愛がたくさんの方に伝わるよう活動していきます!」。
そして、自身にとって大きな節目となる、ある決断を明かした。「続けてきたレースクイーン活動は名門チームARTAで最後にしたいと思っています。ARTA GALSになれたこと。スポンサー様、チームの皆様、ファンの皆様に感謝を忘れず活動していきたいです」。
個人としての“有終の美”を飾るという思いであふれている。さらに、「私も気が付けば、レースクイーン歴8年になり、後輩もたくさん増えました。今度は後輩たちがレースを好きになって、『レースクイーンとしての活動が楽しい!』と思ってもらえるよう、レースクイーンの見本となれるようになれたらなと思っています」と力を込めた。