俳優の赤澤燈が22日、都内で行われた映画『仁義なき幕末 -龍馬死闘篇-』（3月25日公開）の完成披露舞台あいさつに登壇した。愛くるしいマッシュルームヘアー姿を見せ、会場から笑いが巻き起こった。

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　本作は、映画と舞台を完全連動させるプロジェクト「東映ムビ×ステ」の第5弾の映画版。令和のヤクザである村田恭次（松田）が幕末に飛ばされ、自分をかばって亡くなった坂本龍馬になり代わり、日本の夜明けを目指すタイムスリップ歴史スペクタクルストーリーが展開される。和田は、村田の右腕で腕っぷしの強い大友一平を演じた。

　ネットドラマ『即興演技サイオーガウマ』にて“タマネギの化身”こと玉葱族の王子であるOwney・W・Orion（オーニー・オリオン）を演じた赤澤。今回の『仁義なき幕末 -龍馬死闘篇-』では元土佐藩士・中岡慎太郎をキリッと演じたものの、舞台にはタマネギヘアーを彷彿（ほうふつ）とさせるマッシュルームヘアーで登場。

　赤澤がマイクを手に「僕はですね……」と話し始めるや、客席から自然と笑いが。赤澤が「なんで笑いが起きるんだろうね!?」と問いを投げかけると、共演陣が一斉に「髪型かな～？」と指摘。客席の笑いがさらに大きくなった。

　共演した和田琢磨は、上演予定の舞台版に言及。たのもしい仲間が揃っていると自信を見せるも、「赤澤燈君の髪型さえバッチリになれば」とチクリ。赤澤が「本番期間までには仕上がっていると思います」と述べると、共演陣から「それで行かないんだ!?」とイジられて「これで行けたら行きたい。ちょっと無理だと思います」と素直に答えて会場を笑わせた。

　舞台あいさつには映画版の主演の松田凌、矢崎広、石黒英雄、本田礼生、小野健斗、岡宏明、橋本一監督も出席した。